今回の休日は、
箱根に行って参りました。
台風14号の影響で温泉が出ないYH
に予約を入れ、いざ出発!
箱根から温泉を引くと人を惹きつけるものは何もない気がします。
しかし、それでも私は箱根に向かったのです。
なぜならYHには旅人との出会いがあるからです!
しかし、
【温泉なし】という条件は、
ことの他、温泉好きの私のテンションを下げさせてくれました。
なかなかペダリングを漕ぐ足に力が入りません。
武蔵溝口から246号線にのり、
東京と神奈川の県境を流れる【境川】沿いの自転車道を南下し、
国道1号線に合流。
境川の途中にあった梨直売店で梨を一つ買い、
皮のついたまま齧り付く。
最高にうまかった。
途中、平塚の海岸でビーチバレーを行っているはずの
バイト先スタッフに挨拶していこうと立ち寄ったが、
既に誰も居ない・・・。
先を急ぐ。
小田原に5時半に到着。
あたりは暗くなり始めていた。
足もパンパンだ。
この条件で箱根を登るのか・・・、
それもまた良し!
1号線と別れを告げ、
旧東海道を登り始める。
旧道は新道と比べ車の交通量は少ないが、
電灯が殆どない。
聞こえるのは自分の呼吸の音だけ。
弱いLEDのライトじゃ、
見えるのは5m先のアスファルトだけ。
自宅から小田原に着くまでに、
かなりの体力を向かい風により削られている。
そこでいつもは意識していないお尻の筋肉を使って
ダンシング(立ち漕ぎ)してみるとなかなか疲れないことが判明!
グワシ、グワシと登っていく。
茶屋(既に閉まっている)に差し掛かった際に奇妙なものを発見。
真っ暗な暗闇の中、
自動販売機の光にボンヤリ照らし出されているのは、
車椅子を押した人影・・・
車椅子には何かが乗っている・・・。
こわっ!
幽霊出たっ!
見なかったことにして急いで通り過ぎようとしたところ、
その幽霊は眼鏡をかけた男の人でした・・・
仲間じゃないですか!
声をかけて話を聞いてみると、
今から茶屋の軒下で野宿をするという。
寝袋もなし、銀マットもなし。
ということで、YHに一緒に行くことになった。
車椅子に載っていたのは、ザックだった。
赤ちゃんじゃなくて良かった~。
暗闇の峠道を一緒に歩いてYHに向かった。
【つづく】
箱根に行って参りました。
台風14号の影響で温泉が出ないYH
に予約を入れ、いざ出発!
箱根から温泉を引くと人を惹きつけるものは何もない気がします。
しかし、それでも私は箱根に向かったのです。
なぜならYHには旅人との出会いがあるからです!
しかし、
【温泉なし】という条件は、
ことの他、温泉好きの私のテンションを下げさせてくれました。
なかなかペダリングを漕ぐ足に力が入りません。
武蔵溝口から246号線にのり、
東京と神奈川の県境を流れる【境川】沿いの自転車道を南下し、
国道1号線に合流。
境川の途中にあった梨直売店で梨を一つ買い、
皮のついたまま齧り付く。
最高にうまかった。
途中、平塚の海岸でビーチバレーを行っているはずの
バイト先スタッフに挨拶していこうと立ち寄ったが、
既に誰も居ない・・・。
先を急ぐ。
小田原に5時半に到着。
あたりは暗くなり始めていた。
足もパンパンだ。
この条件で箱根を登るのか・・・、
それもまた良し!
1号線と別れを告げ、
旧東海道を登り始める。
旧道は新道と比べ車の交通量は少ないが、
電灯が殆どない。
聞こえるのは自分の呼吸の音だけ。
弱いLEDのライトじゃ、
見えるのは5m先のアスファルトだけ。
自宅から小田原に着くまでに、
かなりの体力を向かい風により削られている。
そこでいつもは意識していないお尻の筋肉を使って
ダンシング(立ち漕ぎ)してみるとなかなか疲れないことが判明!
グワシ、グワシと登っていく。
茶屋(既に閉まっている)に差し掛かった際に奇妙なものを発見。
真っ暗な暗闇の中、
自動販売機の光にボンヤリ照らし出されているのは、
車椅子を押した人影・・・
車椅子には何かが乗っている・・・。
こわっ!
幽霊出たっ!
見なかったことにして急いで通り過ぎようとしたところ、
その幽霊は眼鏡をかけた男の人でした・・・
仲間じゃないですか!
声をかけて話を聞いてみると、
今から茶屋の軒下で野宿をするという。
寝袋もなし、銀マットもなし。
ということで、YHに一緒に行くことになった。
車椅子に載っていたのは、ザックだった。
赤ちゃんじゃなくて良かった~。
暗闇の峠道を一緒に歩いてYHに向かった。
【つづく】