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花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

たかすえドータの歌-15 竹の葉のそよぐ

2025-04-28 | 英訳更級日記の和歌
竹の葉の そよぐ夜ごとに 寝ざめして なにともなきに ものぞ悲しき
たけのはの そよぐよごとに ねざめして なにともなきに ものぞかなしき
1026年、私19歳
 しばらくの間、私は家からはなれて、知人の家に泊まっていた。ちょうど、月の明るい時期だった。私のいる部屋は、竹林に近くて、竹の葉のさらさら鳴る音に、夜もたびたび目がさめた。そこで、よんだ歌。
竹の葉の そよぐ夜ごとに 寝覚めして なにともなきに ものぞ悲しき
Every day during the night I am awakened  by the rustling sound of bamboo leaves  to feel empty for no reason.
  awakenイクン 目覚めさせる rustleスル カサカサ音をたてる 
  bambooバンブー 竹 笹 empty ンプティ空しい  reasonーズン 理由
  for no reason わけもなく

I am awakened                       私は目が覚める
Every day during the night 毎晩毎晩
By the rustling sound   そよぐ音に
Of bamboo leaves     竹の葉の
To feel empty for no reason そして、わけもなく空しい気持ちになる

   
 ここ、妙高高原の国道18号線長野県境(海抜550m)あたりも、ようやく雪が消えて、野良仕事に追われる時期になりました。
このところ、私も畑仕事などに追われていて、みなさまのブログへの訪問が滞っている状態です😞 (ゆ~)

  ご訪問ありがとうございました😇 

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9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (575)
2025-04-28 13:44:39
 ゆ~先生  「竹の葉の そよぐ音」

竹の葉の そよぐ夜ごとに 寝ざめして なにともなきに ものぞ悲しき


  竹の葉の そよぐ音

 この静かながらも
不思議な存在感のある音。

物理的には、たんに
風に吹かれ発しているだけの音
のはずなのに、

不思議な感覚を呼び起こすに
余りある 前奏曲。


 この音を聴くと
どこか自然と
懐かしいような
寂しいような
説明をすることの
難しい心理状態に陥る。

 竹というと
古より、
竹取物語に代表されるような
怪奇な世界観、世界感が
呼び起こされるもの
なのかも知れない。

 月の世界という、
現実離れした
別の星の世界への扉は、
竹を介して開けられた。

竹を介して
月との異次元世界との交流が
成立した。

時空を越える意識を
想起させるに十分な、
竹、竹の葉っぱ、
葉っぱ同士のこすれる音。

 静かに過ごすとき、
静かに寝入るとき、
心のセンサーはきっと、
敏感に研ぎ澄まされているに
違いない。

そんな自然な状態において
気張らず自然と耳に入ってきた
竹の葉の そよぐ音。

研ぎ澄まれたセンサーが
竹の葉の そよぐ音に反応し、
心の鍵までも解錠してしまう。

開け放された
心の扉の向こう側は、
深い奥行きを持った
無数の星星が時空に浮かぶ
無限大と感じられる空間
のようにもおもわれる。

そして、

同時に、この世 的な
三次元世界を 超越した世界は
いままでの時間軸は 一気に
ゆがんでしまっている
みたいにも思える。

ゆがみながらも
永遠にどこかへ
つながっているようにも感じる。

 その先に、過去、未来、現在。
時空の目盛りが、ゆがんだ世界では、
おそらく自由自在に行き来でき

異星も、あの世も、別次元世界も
想起すれば、全く同じ時空の軸の上に
乗っているものなのかもしれない。
自由自在に、おもふ
ということだけで
いくらでも労なく出来そうにも思える


 ふと我にかえるとき

竹の葉の そよぐ音
により繰り出した哀愁の時間旅から
瞬時に、現実のこの世の世界へと
意識は引き戻される

もはや、そこには
ただ竹があり
こすれる音という雑音が
発せられる現実が前にある。
いまに引き戻されるのであった、、


いつも有難う御座います(^.^)(-.-)(__)
https://blog.goo.ne.jp/575
返信する
575さんへ (5381naninani)
2025-05-01 11:56:28
>575 さんへ
> ゆ~先生  「竹の葉の そよぐ音」... への返信

こんにちは。コメントありがとうございます。

たかすえドータの歌が575さまのイマジネーションを大きく膨らませてくれましたね。嬉しいです。

575さんのコメは素敵な詩になっているので、これも、『文芸妙高』の詩の部に投稿してほしです。

触発されて、私なりに少し短く書き替えましたが、特に最後の2行が上手くまとまっていないので、気に入るように直して、投稿お願いします。

   「竹の葉」
 竹の葉のそよぐ夜ごとに寝ざめして
   なにともなきにものぞ悲しき(菅原孝標女)

この静かながらも、不思議な存在感のある音
風に吹かれて発しているだけなのに
不思議な感覚を呼び起こす前奏曲に       懐かしいような、寂しいような心理状態に陥る

現実放れした異次元への扉が竹を介して開けられた

静かに寝入るとき
竹の葉のこすれ合う音に
心のセンサーが敏感になる

研ぎ澄まされたセンサーが
竹の葉に反応して
閉ざされていた心の鍵を開いてくれた

開け放された扉の向こう側に
無数の星がきらめいていて
無限大の空間
 
私はこの世的な三次元を超越した時空のメモリーに乗って過去・未来・現在を飛び回った

竹の葉のそよぐ夜ごとに寝覚めして
この世に聞こえていたものは
ただ竹の葉のこすれ合う雑音だけだった







 
返信する
Unknown (575)
2025-05-01 23:25:35
> 5381naninani さんへ
> 575さんへ... への返信

ゆ~先生、
ビックリ、、、(@ ̄□ ̄@;)!!驚、、、
最後を以下にしてみました、、

この世で聞こえていたものは
ただ風に吹かれた竹の葉の
こすれ合う音だけだった
、、、、、


「竹の葉」
 竹の葉のそよぐ夜ごとに寝ざめして
   なにともなきにものぞ悲しき
   (菅原孝標女)

この静かながらも、不思議な存在感のある音
風に吹かれて発しているだけなのに
不思議な感覚を呼び起こす前奏曲に       懐かしいような、寂しいような心理状態に陥る

現実放れした異次元への扉が竹を介して開けられた

静かに寝入るとき
竹の葉のこすれ合う音に
心のセンサーが敏感になる

研ぎ澄まされたセンサーが
竹の葉に反応して
閉ざされていた心の鍵を開いてくれた

開け放された扉の向こう側に
無数の星がきらめいていて
無限大の空間
 
私はこの世的な三次元を超越した時空のメモリーに乗って過去・未来・現在を飛び回った

竹の葉のそよぐ夜ごとに寝覚めして
この世で聞こえていたものは
ただ風に吹かれた竹の葉の
こすれ合う音だけだった


、、、、、、、
いやはや、、、驚(@ ̄□ ̄@;)!!驚575
https://blog.goo.ne.jp/575
返信する
575さんへ (5381naninani)
2025-05-02 09:18:38
>575 さんへ
>ゆ~先生、... への返信

おはようございます。

再コメありがとうございます。

この詩の最後の段落は575さんの4行で決まりです。
なんとも言えない懐かしい絶望感で終わるので、涙が出てきます。(ゆ~)
返信する
Unknown (575)
2025-05-03 21:11:22
> 5381naninani さんへ
> 575さんへ... への返信

ゆ~先生、

 有難う御座います、、
実はそこまで深くは意識して
おりませんでした、、
 ただ、タケって、不思議なんです
他に物音がしないとき、
不思議な感覚に陥るんです、、

 たぶん、竹取物語はこの感覚から
生じた怪奇物語だと個人的には
思います
 いまでこそ、文系人間とか
理系人間なんて一般的分類されてますが
思うに古は、その意識はしてなかった
と個人的に思えます。

 例えば、竹取物語は
文学としてみれば文系かもしれません。
しかしあの古に、月という異星の都の話
をこしらえているのです。

 私は、この話は
3次元をゆうに越えた
多次元の世界、物理的話だと
思えます。
難しい方程式はいらないのでしょう。
それは現代が作り上げた
後付け説明だとおもえます。

古は、方程式を介さなくても
異次元を身体で心で意識していたんだと
思えるんです。
これを例えば動物的本能と言ってみます

 人間は文化のみならず
文明を作りだしました、、

その過程でおそらく、
動物であるべき人間がもつ、
本来的、動物的本能を
文明というフィルターを介し
説明することに慣れきり
完全に忘れ去ってしまったのでは
ないでしょうか?

 古のひとたちは、
科学はしらなくても
動物的本能をもとに
多次元を心で身体で自ら本能的に
感じていたんだと思います。

最近学問世界で、文理併合のようなことが
叫ばれています。
私見では、古に戻り、感じよ
ということの言い換えのように
思えてなりません。

動物的本能まで
もしも現代人が感じられるようになったとき
人間はきっと次元を超越出来る
動物になれると思います、、

もしかしたら、
次元をこえたら、
4.5.6.7.8次元、、、

お釈迦様は一説によれば
8次元の世界まで見えていたとも
言われているそうです
般若心経に全く詳しくはないのですが
あれは8次元のはなしだとも言われています

時空をこえ、お釈迦様は死者とも
通信できていたとも私は推測します。

現代科学は4次元、想定では
5次元の世界を方程式で
表せているのでしょうか?
どこまで解明しているかは知りませんが
8次元までは現代科学解明してないと
思います、

仏教とは一線を画したお釈迦様の
般若心経は、
8次元だとしたら
あんな昔に、現代科学をゆうに越えた
ことを、現代科学の方程式を
全く意識せず
解明していたということになります。

なお、宗教とは、後生の人が
商売化するため再構成したものだと
私は考えております。

宗教観以前の
お釈迦様らは
真実をあらわしていたのではないか
それは宗教ではなく、真理であり
現代流にいえば
文理併合が2000数百年以前昔に
すでに体系化されていたんだと思います、

それは、
文理ほか、芸術、音楽、、体育、、、、、
学校でいう科目は分科されず
ただ一通りで全部が
表せたのではないか、、、
科目名など一切なく
ただ真理があるのみ、、、

次元さえ、これで8次元まで
小難しい方程式抜きで
感じられる、、、正解が導きだせる、、
生きている人間は
死者ともつうしが簡単にできる、、、、、
なにせ8次元の世界ですから、、、


これが、私がどこか
よくわからないですが、、、
根ぞこで
感じている源流部分です、、、

https://blog.goo.ne.jp/575
有難う御座います(^.^)(-.-)(__)575
返信する
素晴らしい世界観 ✨    (恭子 💖)
2025-05-04 09:13:03
ゆ~先生
おはようございます。

575さんと、ゆ~先生の、歌のその先に広がる世界観に、息をのむ想いです。
その素晴らしさ、掛け合いに言葉を失いました。

今回は、部活をサボッて帰る女子です。

返信する
恭子さんへ (5381naninani)
2025-05-04 22:15:21
恭子 💖 さんへ
>素晴らしい世界観 ✨   ... への返信

こんばんは。
コメントありがとうございます。

私のほうこそは、恭子さんや575さんの才能に感動していますよ(ゆ~)
返信する
Unknown (575)
2025-05-05 08:20:35
> 5381naninani さんへ
> 575さんへ... への返信

ゆ~先生、
いつも有難う御座います

 575ブログ記事
https://blog.goo.ne.jp/575

 さらに
Gw再放送終わりまた(月)から新たに放送開始はじ晒してみます(/-\*)575
https://blog.goo.ne.jp/575/cmt/47dc99b2a55195f4f285e4adc852d717?done
返信する
Unknown (gokuton)
2025-05-05 09:37:55
@5381naninani おはようございます。
ゆ〜さんと575さんのコメントを拝読して奥の深さを感じました。
575さんの情報のお蔭で『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』をGETして只今読書中(^^)/
多趣味で時間が足りなくて本を読むのが遅いです。
短歌の本もGETしてますが積ん読状態です。
積ん読も好きなんですよ(笑)
のん
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