夏休み、ママの実家のお墓に墓参り
長男くん
「死んだら、このお墓に入るの?」
パパ
「君たちは、入りたいお墓にはいればいいよ」
ママは、結婚しても自分の実家の人間
パパの家族は、いつまでも他人
ママの家族の範囲は、自分の両親と兄弟、
そして自分の子供まで、
なんだろうな~と常々思う
だから、きっとママが死んだら
ママの実家のお墓に入りたいんだろうな
子供たちにも、ママの実家のお墓に入るように
教育するんだと思う、これから時間をかけて
パパは、それでもいいと思ってる
パパは、次男だけど、長男がフラフラしているので
ある時、突然、「跡継ぎ」に指名されてしまった
子供のころからそうやって教育されていれば
そうなったかもしれないが
いったい、いつの時代の話よ「跡継ぎ」って
なので、パパは若い時から
「家族」について考え、
苦しみ、悩み続けてきた
そして出た結論
「これから長く生きる人が優先」
いまの自分がいるのは、
その土地で頑張って生きてきたご先祖様があってこそ
なのは、わかっているけど
それで、
今生きている人が悩み、苦しむのは間違っている
今、生きている人、これから長く生きる人が
幸せなのが何か、が大事なんじゃないかと
パパは、今、自分の生まれ育った実家の近くで生活している
でも、実家に戻るつもりはいない
不便だし、良い思い出もほとんどないからね
お墓は、パパにとっては「家」「家族」の象徴
役目を終えて死んだ後も、
そんな窮屈な枠組みにとらわれたくはないのですよ
子供が生まれるまでは、
人生で一番充実した時間を過ごした
大学の近くに散骨して欲しい
と思っていた
(もちろん、ママは大反対)
子供がいる今、
どんな風にするのが一番いいのか
考え中なんですよ、パパは
考えがまとまったら、
ママの好きなようにされないように
遺言にしたためておかないとね
きっとママに庭に捨てちゃうかもね、散骨ではなく