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50歳の新米パパ

怒りが爆発する父

もともと短気な父
2019年大みそかに母が脳出血、自分も腰を骨折してから
怒りが爆発することが多くなりました

母が心配なのと、自分も身動きができないこと
はじめての一人暮らしということもあってか
ある程度はやむを得ないのだとは思うのですが
それでも、自制がきかない感じでした


一番困ったのが、福祉施設や市役所の担当者との話中に
イライラが募って、急に怒り出しちゃうことでした

母の面談中なんかは、母に聞いているのに
脇から、あれこれちょっと見当違いの話をして
聞いてもらえないと、担当職員の方に怒り出し、
母になだめられる始末


私への連絡も、主に電話だったのですが
父が耳が遠いせいこともあり
自分の言うこと(たいていは思い込み)を否定されると、
怒り出して電話を切ることも、しばしば

ふだんあんまり怒りを出さない私も、抑えきれずに
応戦して怒鳴りうことも多々ありました
私が感情をあらわに怒るのを見たことのない父は
あっけにとられ、その後はちょっとだけ大人しくするんですけどね


老化すると、感情をつかさどる前頭葉が委縮して
感情のコントロールができにくくなるそうです
特に、男性はそうなりやすいらしいそうです

父もそうなのかなと、自分なりに理解してますが
先日、ケアマネさんから
「効果の高い薬があるので、受診してみてはどうか」
というアドバイスをもらいました
あながち、私の見立ても間違っていないのかもしれません


両親が倒れて1年たって、最近では父も私も
割と穏やかに話ができるようになりました
考えられる理由は

1.おじさん(父の弟さん)が父に頻繁に電話で話をきいてくれる
2.おじさんから父へののアドバイス
 (私との付き合い方、『家』のこと、母の介護のことなど)
3.私が父との会話に慣れて、とにかく言いたいことを言わせる
 (父の発言を修正や否定せず、ひととおり聞くようにしています)

おじさんは、福祉関係の仕事をしていて介護に詳しく、まだ穏やかで面倒見が良い方なので、ほんとに助かっています


『会話』ができなくても、サポートしてくれる人がいて、
自分も考えや接し方を変えれば、それなりに上手く付き合えるのかなと感じています。

それでも、同居は無理かな、やっぱり
できるだけ感情を抑えて、聞くことに徹すること
これがなかなかシンドイんですよね、毎日は無理!
たまに会うから付き合えるというのが本音です

コメント一覧

50papa
コメントありがとうございました
みなさんに『いいね』『応援』『続き希望』をいただき、モヤモヤした気持ちを吐き出すことができたように思います
共感していただけると方がいらっしゃるのは心強いですね

長く生きていると、考えや価値観が変わっていきますよね
加齢や不安も重なり、長年の慣習や経験(成功体験)にしがみつく父をみていると、なんだか可愛そうにも見えてきます
変わらないことも大事だとは思うのですが、家族や周囲の方への感謝は忘れないように生きられれば、それが一番いいのかなと思っています

この地域の方は、みなさんご長寿です。父もたぶんそうかなと思うので、まだまだ長い付き合いになるだろうなと思っています
hibinouturoi
こんばんは
私の父も、介護関係者さんに対して お父様と同じゎ様な対応をしていました。脇にいてハラハラは、毎度の事でした。それご、いつの間にやら自分の身体が言うことを聞かなくなって大人しくなり、
いつしか ありがとう と、感謝を述べるようになった時が、終わり近くでした。あの年代は、そうなんですよね。
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