おかえりのすけBOOK

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MARKUS BADER

2004-10-06 | ギャラリー
TOKYO DESIGNERS BLOCK 2004 芋洗坂へ。リノベーション前、スケルトンになったビルまるごとを5日間のみの会場としたもの。茨城の木内酒造によるオリジナルビールを飲みながらうろうろするが、文化祭のようで楽しい。全体として、このビルの生年である1968年をキーワードに、IDEE色豊かなナチュラルで優しい様相のなか、両極端な2フロアがきらびく。
極端A。前もっての予告通りアジールデザインフロアはせっせと製作中、自らの手による点描ふじさんが、期間中に仕上がるかもしれません。作家が作品を前にいらっしゃいませ出迎えするよりよっぽど楽しく、さらにこのふじさんがもしかしたらりのべーしょんで壁のなかに塗りったくられるかもしれないそして50年後経年変化でこのふじさんの黄色が浮き上がってホラーネタになるかもカモ……とか。
極端B。えらくくーるなのがあった。ここにおいてはアート作品なのでこう言っては本人不本意でしょうが、
Markus Baderの音響系プロダクトデザインの美しすぎるモックアップ的作品。ターンテーブルかと思いきや、しくみはわからなかったがなんか置くだけで音が出るやつとか。とにかく、角丸かつ小さくかつ色のバリエとはりきる日本のプロダクトデザインが嫌い、あるいはついていけなくて困ったなら、Markus Baderさんの作品がいかに魅力的なことか。

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