金澤一志監修『カバンのなかの月夜』60頁、図版キャプションより
高橋昭八郎「ポエムアニメーション1,2,3 鳥・風・影」1968
……高橋昭八郎は後記形象展のエース格として、また『VOU』後は日本を代表するヴィジュアル・ポエトとして精度の高い作品を発表し続けている。ブロック・ポエムやポエムアニメーションはことばと共にある「本」という形式に挑みかかりながらことばを脱し、ことばを超える地点までを見通そうという詩装置である。北園克衛もこだわっていた、ページという「紙の矩型」の乱造と、表現主義的な文字イメージとの調和。特筆すべきは作品を撮影した写真そのをコンセプチュアルな作品として提示する姿勢だ
明日からの高橋昭八郎展にあわせて刊行される作品集『第一語の暗箱』(900部限定 3000円)も金澤氏の監修によるもの。真っ白な函をパタパタひらいて、それは白黒反転した暗箱でもある。
高橋昭八郎「ポエムアニメーション1,2,3 鳥・風・影」1968
……高橋昭八郎は後記形象展のエース格として、また『VOU』後は日本を代表するヴィジュアル・ポエトとして精度の高い作品を発表し続けている。ブロック・ポエムやポエムアニメーションはことばと共にある「本」という形式に挑みかかりながらことばを脱し、ことばを超える地点までを見通そうという詩装置である。北園克衛もこだわっていた、ページという「紙の矩型」の乱造と、表現主義的な文字イメージとの調和。特筆すべきは作品を撮影した写真そのをコンセプチュアルな作品として提示する姿勢だ
明日からの高橋昭八郎展にあわせて刊行される作品集『第一語の暗箱』(900部限定 3000円)も金澤氏の監修によるもの。真っ白な函をパタパタひらいて、それは白黒反転した暗箱でもある。