今夏、啓祐堂ギャラリーでおこなわれた「高橋昭八郎展 反記述による詩」でのリアクションポエムのプリント版が届きました。会場で詩人が用意した18×11個のコトバ(ガラス瓶にかかれている)に、観客がモノを入れ、その全景写真と参加者の名前をプリントし、全参加者に送付する、というもの(展の公式サイト/リアクションポエムのこと)。
おさめられたモノは、この展のために参加者が前もって用意した作品然としたものから、撮り終えたフィルム、新聞紙、ポケットに入っていたガム、タバコ、どうみてもゴミ、などさまざま。コトバやモノが気紛れに等しくされたり隣合ったりふいに眺められたり忘れられたり。一枚の紙にプリントされ淡々と並び在る参加者のナマエ、それすらも。昭八郎さんの「ふとした戯れ」に誘われて、あのくそ暑い夏の日に汗だくになってでかけニヤニヤしながらこんなものを瓶にいれて喜んだひとたち。
この作品は日本現代詩歌文学館に永久所蔵、いつか足を運ぶだろう、その場その時の<詩>に立ち会いに。
……その場、その時にょって、たとえばスコアのように読みとかれる、こともなく、
映し移しあう反歴史、反記述としての<詩>。
(添付された書面、高橋昭八郎「ふとした戯れから」より)
おさめられたモノは、この展のために参加者が前もって用意した作品然としたものから、撮り終えたフィルム、新聞紙、ポケットに入っていたガム、タバコ、どうみてもゴミ、などさまざま。コトバやモノが気紛れに等しくされたり隣合ったりふいに眺められたり忘れられたり。一枚の紙にプリントされ淡々と並び在る参加者のナマエ、それすらも。昭八郎さんの「ふとした戯れ」に誘われて、あのくそ暑い夏の日に汗だくになってでかけニヤニヤしながらこんなものを瓶にいれて喜んだひとたち。
この作品は日本現代詩歌文学館に永久所蔵、いつか足を運ぶだろう、その場その時の<詩>に立ち会いに。
……その場、その時にょって、たとえばスコアのように読みとかれる、こともなく、
映し移しあう反歴史、反記述としての<詩>。
(添付された書面、高橋昭八郎「ふとした戯れから」より)