思潮社の「詩の森文庫」シリーズ、クリティック類がブルー、エッセー類がグレー(装丁者は無記名)でスタート。 マーク的につかっている一本の木のシルエットが一冊中に常に二種類登場するのが気になる。それと字、でかすぎ。とくにもくじの字のでかさはじんじょうでありません。書影は埴谷雄高『幻視の詩学』ですが、埴谷さんの顔写真だってあれなんですか。失礼だ! というか、せっかく新シリーズはじめるんだからきちんとやればいいのに。
ジャンル別色分け装丁って流行ってんの? 並べるとグラデーションとか一枚の絵とかいうのも嫌いですが、昨今のは色合いがぱっきぱきで。桂川潤さんによる岩波書店の「ことばのために」シリーズや中島英樹さんによる講談社現代新書などどっちもそれぞれ好きじゃないです。とくに後者は書店でもどう並べたらいいのか困ってるのでは。だいたいところどころ面出ししてるもんね。それが狙いですか? 揃えてもばらしても、目立つけどタイトルが見にくい。色だけの問題ではないような。いずれにせよシリーズものは退色対策がたいへんなんじゃないかと思って。やけやすい背の部分は平の部分とインキの調合を替えていると前に聞いたことがあるけれど今はそうでもないのでしょうか。朝日出版社・カルチャースタディーズシリーズの佐藤可士和さんの色別装丁はあの四冊で終わったんだったかな。だからいいのかも。書店でも並べて置いたりしてなかったし。
ネーミングについて言えば「詩の森文庫」は光文社の「知恵の森文庫」とどうしたってかぶる。本のムシくんを超えるいいキャラを育てないとね。ネーミングでかぶり、装丁でかぶり。両脇をがっちり固めてのスタートです。これエールです。
ジャンル別色分け装丁って流行ってんの? 並べるとグラデーションとか一枚の絵とかいうのも嫌いですが、昨今のは色合いがぱっきぱきで。桂川潤さんによる岩波書店の「ことばのために」シリーズや中島英樹さんによる講談社現代新書などどっちもそれぞれ好きじゃないです。とくに後者は書店でもどう並べたらいいのか困ってるのでは。だいたいところどころ面出ししてるもんね。それが狙いですか? 揃えてもばらしても、目立つけどタイトルが見にくい。色だけの問題ではないような。いずれにせよシリーズものは退色対策がたいへんなんじゃないかと思って。やけやすい背の部分は平の部分とインキの調合を替えていると前に聞いたことがあるけれど今はそうでもないのでしょうか。朝日出版社・カルチャースタディーズシリーズの佐藤可士和さんの色別装丁はあの四冊で終わったんだったかな。だからいいのかも。書店でも並べて置いたりしてなかったし。
ネーミングについて言えば「詩の森文庫」は光文社の「知恵の森文庫」とどうしたってかぶる。本のムシくんを超えるいいキャラを育てないとね。ネーミングでかぶり、装丁でかぶり。両脇をがっちり固めてのスタートです。これエールです。