これおもろい!!!!聞いた瞬間「そんなんフォトショでできるやん」と思ったのだが実際使ってみたらなかなかいい。ビデオはたいていダイナミックレンジが狭かったり、オートで撮ってると意図せず暗くなったり明るくなったり、写真としてキャプチャして使おうとするとあんまりいい結果にならないことが多いのだが、このソフトを使えばHDRライクな、なかなか満足できる仕上がりの写真を勝手に作ってくれる。今ならベータ版でタダで試せる。
HDR写真とは?
HDR=high dynamic range(ハイダイナミックレンジ)のことで、ダイナミックレンジが広い写真や動画のこと。最近のスマホや一眼レフにもHDR機能はあるのでご存知の方も多いはず。通常の写真だと黒くつぶれてしまったり、明るくぶっ飛んでしまうような劣悪コンディションの環境でも、露出を変えて数枚写真を撮って合成することで、明るい部分も暗い部分もしっかりと見えるように撮れる、、というもの。
例えば5D Mark IIIが出たときに僕がうれしくて撮った写真がこれ。

5D3のカメラ機能で撮ったHDRイメージ
HDRinstant
HDRinstantというソフトウェアはスタンドアロンとAdobe Lightroomのプラグインとがある。動画から静止画を切り出し明るさを調整し、HDRっぽい写真を生成してくれるソフトウエアと考えていただければいい。主に暗い部分をきれいにもち上げてくれる機能がある。
普通に動画から静止画を切り出し暗く撮れているものを無理やり明るくすると、えげつないノイズが載ってしまう。そうは問屋がおろさずなかなか簡単にはいかない。
HDRinstantは、普通ならノイズだらけになってしまうところを、動画の前後のフレームから同じような絵を拾ってきて、ノイズフリーに色調補正してしまおうというソフト。まるでRAWで写真を撮ったみたいに!
そのノイズ除去のアルゴリズムはいま特許申請中だそうで、まさにこの部分がHDRinstantの核心というわけだ。
この作例がとても分かりやすい。
Birds triangle (Vimeo)

実際にやってみると
さてさてやってみました。いやあ~~~~楽しい~~~~!!
たとえばGH4でUHDで撮ったこのフッテージ。たまたま暗~く撮っちゃってたんでこれを取り込んでプロセスしてみる。

まず動画をインポート。一番上のをクリックして動画を選ぶ。

次に、拾ってくる前後のフレームの数を選択。デフォルトでは16フレームになっている。この数の分だけプロセスするので、多いと時間がかかる。これを20フレームにするといいのだそうだ。前10フレ、後ろ10フレ拾ってくるとのこと。それ以外の設定はとりあえずデフォのままにしておく。

動画を動かしてHDR写真化したいフレームを決めたら、前後のスライダーでどこからどこまでの前後フレームを取り込むかを範囲設定。できるだけ近接のフレームのほうがいい。

あとはプロセスボタンを押すと勝手に指定した枚数の処理用フレームを取り込んでくれる。この時間が長い。

終わったらTONE MAPを開始。Adobe Camera Rawのような操作感で色調できる。めちゃめちゃ楽しい!

プリセットもあるのでいろいろ試せる。

最後にApply tone mapボタンを押せば完成!最終的な仕上がりがこんな感じ。ちょっとハイライトを抑えすぎたかな~。サイズはUHDのHDR写真。

うまくHDR化するコツ
HDRイメージを作るにあたってどうやってビデオを撮っておくといいか。
- 三脚は必須ではないが推奨
- 暗めに撮っておいてハイライトをレベル内に収めておく
- 速い動きのものはできるだけフレームレートを上げて撮る。ただし、インターレースはダメだそうな
とのこと。
使ってみて思ったのは、まだベータ版なので業務用途には難しいかもしれない。ウチの環境ではちょろっと使ってただけで1回落ちた。そしてUHD動画でやったせいか、Processの時間がめちゃくちゃかかるのもたまにきず。
そして、やっぱり完璧にRAWを色調するような美しさとまではいかないかなーー。
いやあ、でも僕これ、正規版買っちゃうなー。いいですよ。まぢ。ただでさえREDが出てきて以来、写真ってどうなの?議論が出てきているのに、RAW動画撮らなくてもこんなことできたら、ますます「写真」って、、どうよ??という話になってきそう。
あとこれもしかして1フレずつ処理したらHDR動画もできるんじゃないの?と夢想したり、、、おもしろい。
現在正規版のプレオーダーの受付中で、価格は89ドルのところプレオーダーすると49ドルで買えるのだそうだ。ぜひともお試しあれ。
ハイライトは描写できていませんし、データの残っているシャドウをコンポジットでNRしているだけのような・・。
もちろん綺麗に合成できているところは凄いんでしょうど、あんまりピンときません。
例えば、動画の流れのなかで露出オーバーとアンダーのカットを拾ってうまく処理してくれるのならホンモノでしょうけど。
そうなんです。これは疑似HDRで、5D3やPhotomatixのような露出を変えて撮った写真を合成させるのと違い所詮カメラの性能を超えられないんですよね~
なので意味的には1枚処理のRAW写真をHDRっぽく処理するに近いイメージです。
スーパーフラットなLOGであればアンダー目の部分をノイズレスで上げられるようになるのかなーと思います。
僕も最初このソフトを知ったときそう思ったんですが、「ノイズを気にせずガンガン攻められる」のが楽しい!と感じました。あとRAWだと暗い部分をもち上げちゃうと暗部ノイズが酷くなりますが、こいつはその点もしかしたらRAWより優れてるかも??と。
いずれにしてもまだ遊び程度の話なんで、今後正規版が出て、V2、3となっていくうちにどうなるか楽しみ!というところでしょうか。
まず、私の日本語については申し訳ありません(私は英語だけど...)
私はそれがハイライトのために公開することが重要だと思います。 Pseduo HDRはあまりにも楽しいことができます..
あなたがそれらを電子メールで送信した場合のメーカーはあなたに60%の割引を与える - 私は私が学生だった彼らに言った。
Greg
I appreciate your comment! Probably you used an online translation service or something? and I understand most of your comment but a bit unclear;)
If you can leave your comment in English it will be better for me.
It seems you are trying to tell me a discount for this sofware? I can translate that to my Japanese readers.
Thanks anyway!!