まあこういうことは長年やってても起きるんですねえ。いろいろヤバいことも経験して冗長性については相当自信があったのだが、油断した。危なかった。久々にドキドキした。やはり映像業者に限らず、必ずマシンはまったく同じ環境のものを2台以上用意し、何が起こっても動じないようにしておかないと肝が冷える。いや分かってたけどほんと日常に埋没してしまって警戒心が薄れていた。なんとかなってよかった。
おもしろいらしい。
うちの映像制作システム環境
僕はWindows環境で映像制作している。Windows環境で映像制作することの良い点はいくつかある。
- Sony Vegas Proが使える。
- Sony SoundForgeが使える。
- Sony DVDArchitectが使える。
- Sony Acid Proが使える。
- マシンの選択肢が多い。
- マシンの進化が早い。
- マシンが安い。
逆にデメリットは
- なんでFinalCutで編集しないんですか?ってうざい。
- なんでVegasなんですか?ってうざい。
- MacBookはキーボードのキーが外れて失くしてもジニアスバーに持っていけばタダでつけてくれる。
だろうか。
ちびっこがいる家の宿命。修理に何千円もかかると言われて我慢中。
いや、冗談ですんであまり真剣に取らないでください。
Winの最大の利点はマシンの更新
僕はだいたい1年半~2年に1度はマシンを更新している。ノートPCと2台体制で夏冬オリンピックのように交互に更新しており、割とひんぱんにマシンのフルインストールしている。最近特にGPUの発展が著しく、1年半に1度のマシン更新の意義はものすごくあるのと、やはり費用対効果を考えると、そのときの最新のマシンを買って長年使い続けるより、半年ほど型落ちしたものを買って頻繁に更新するほうが有意義だ。その点Winは多様性があるため優れている。
また、僕は万が一のマシントラブルを避けるため通常デスクトップとノートPCで同じ環境を作っている。いや、マシン1台しかないなんて明日納品ってときにトラブルが起きたらどうすんねん?と思うわけで、いやいやいやいや。。夜中の3時に気が狂ったように枕を投げまくった経験を何度もしているので冗長性にはそうとう気を使っている。
つもりだった。。
まさかの2台ダウン
ある日の朝、いきなり立ち上がらなくなったデスクトップマシン。
なにやってもダメだった。
なにげなく再起動しようと思ったら、いったんシステム終了したが最後、OSが起動しない。Windows起動画面すら出ない。BIOSは立ち上がるがそこでおしまい。メモリを全部はずしてHDDも何もかも外して最小構成にしてもダメだった。なんという。。。
で、もう一台のノートPCなのだが、これが運悪くつい先日OSをクリーンインストールしてしまっていた!!!しかもドライバを全部入れなおしたのだがUSB3.0が認識しないという不具合が直らないままなんとなく放置してしまっていた。なんて甘ちゃん!!
ビビった。まぢで。
急きょ新マシンを購入
たまたま「いますぐ」という急な仕事がなかったから良かった。あったらヤバかった。
ノートPCの復旧を試みつつ、時間もないので大慌てでパソコンを買いに行く。それも迷った挙句Windows 8.1マシンを買ってしまうという暴挙。というのも店頭ではすぐに持ち帰ることができるWin7proが売っておらず、Win7Homeだとメモリを16GBまでしか認識できないためAfter Effects作業では辛いと判断。仕方がないのでメモリを32GBまで積めるWin 8.1 proを選択することにした。
そしてせっかく買うんだしとGPUは最強にしようとGTX GeForce 780Ti 3GBに。いやあ、いまパソコンの値段上がってるんですね。お店で言われました。いまはまだギリギリ年末の値段でキープしてるが、このままの円安基調だと3月には値上がりするとか。
で、起動ディスクをSSDに換装してもらったので2時間待ち、急いで持って帰ってろうとすると、右折禁止のところを右折してしまい白バイに御用。。。orz。。。秋葉難しい。。。すみません。。安全運転しますorz。。 踏んだり蹴ったり、、、
新しいこいつ。ゲーム用PCなんでいかつい。
常にバックアップ体制を
マシンの復旧はさすがに頻繁にやってるから慣れたものだが、Adobe CCのマシン更新は初めてで、古いマシンが起動できないまま更新できるのかドキドキした。やってみたら意外に簡単。Creative Cloudにサインインしてアプリをダウンロード。インストール後、After Effectsを起動させると「すでに2台以上にインストールされてます」とのメッセージが出てくる。やっぱダメかと思ったら続いて「他のマシンのライセンスを解除しますか?」とかなんとかいうメッセージが出てきて、OKすれば起動できる。
便利だよAdobe CC!
次にSony VegasをインスコしようとしたらなんとActivation回数制限を超えてしまっており、起動できないという罠にはまった。。。なんと!と思ったらサポートにメールしたらすぐに制限を外してくれた。。良かった。ドキドキした。
Windows 8.1にインストールできないソフトが1つあったのだがそれ以外はプラグインなどほぼ大丈夫だった。最近は各社のサイトに行って個人アカウントに入れば、購入したソフトウェアがダウンロードできるしシリアル番号も管理してくれてるところもあるので便利。その日の夜までにはほぼほぼ復帰完了し事なきをえた。いやあ安心しました。
Win 8.1。うちのスタート画面はこんな感じで整理。C4D R14もインスコはできた。
Windows 8.1で驚いたのはjpegだけではなく、キヤノンRAWのCR2ファイルもサムネイルが表示されること。また、動画や静止画のサムネイル表示がすごく早い気がする。もちろん同じマシンで7との比較をしないとわからないんだが。。その他、評判があまりよろしくないWindows 8.1だが、なかなか評価以上に良さげだ。
CR2もエクスプローラでサムネイル表示。これならJPEG撮らなくてよくなりそう。
ただ、見たことないこのアイコンは覚えるのムズイ。。
というわけで大事には至らずシステム更新完了。それにしても常に2台体制で冗長性を確保するのは、責任もって業務を行っていくために本当に絶対必要なことだと痛感。過信はダメですね。ほんと。マシン1台だけしかないってまったくもって綱渡りだ。
AEインストール備忘録
備忘録的にAEを入れたら必ずやること。いつも忘れて検索するはめになるので、ここに書いておく。
- 英語化の方法→My Documentsにae_force_english.txtという空のテキストファイルを置く。
- 英語化すると日本語キーボードでは効かないショートカットがあるのでショートカットを変更。
AEの英語化にはこれ。
ショートカット変更はこれ。
ちなみに最新のGPU
ところで僕が買ったGTX GeForce 780Ti というGPUはAdobeのサポート対象外。なのでデフォルトではGPUを使ってくれない。が、最近のCCにはサポート対象外のGPUも使うようにできるこういうチェックボックスがついている。前、僕が記事を書いたようなテキストファイルを書き換えることはしなくてもよくなっている。要望が多かったんだね、きっと。参考まで。
以前のように手で書き換える必要なくなった。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/how-do-i-view-raw-pictures
自分の場合は不要になっても電源、MB、ビデオカードを処分せずに予備にとっておいて 問題が出たとき、それらを動作確認に使っています。
自作の場合 壊れた部品を特定しそれを交換するだけですので楽です。
不安定になるのは大抵 電源がヘタっていることが多いですね。
ragiさんもですか!いきなり落ちるのほんとナシにしてほしいです。。
いやあ、ほんとお恥ずかしい話なのですが、復旧できるまでは、焦りまくりました。久々です。あげくに切符きられてほんと踏んだり蹴ったり。
焦ってるとロクなことないですね。
HDDの冗長化もそうですが、ちょっとのことでケチって莫大なコストがかかるってことは、いつも肝に銘じているのですが、今回はたまたま、空白の期間に起きてしまった感じで。。。
いまはもう2台体制復活なんで怖いものないですが、、、
怖いですねほんと。こればっかりは高いパソコンなら大丈夫とかないですし、、
いま7でやってみたらできた!
すごい。ほんとよくご存知ですね。。。
いつも、Adobe BridgeならRAWもサムネイル表示できるんで、Bridgeを立ち上げてたのですが、Exploreでできるとだいぶ楽かも。。
僕も昔は自作PC作ってましたが、最近はもっぱら格安PCメーカー(Mouse JP)のカスタマイズです。の、ほうが費用対効果高くで、、
自作PCもWinのいいところでした、そういえば。あのわくわく感はMacでは味わえない。
へ~そうかintel macになってからパーツ互換性が出たってことか。。でもゴミ箱になってまた互換性が低くなってそう。。
僕は5年前に買ったMacBook Pro以来、情報止まってます、、、あとはタブレットと電話くらい、、
ただチビにハズされたMacBook Proのキーをジニアスバーでただでつけてくれたのには感動しました。
ゴミ箱ですが、実は交換性が高いみたいですよ~(買えないけど…)
僕はMBPr15をGPUGPUにするのを密かに狙ってます~w
サポートとしてはすばらしいのですがいつも混雑してて予約しても余裕で待たされるのがなんとも、、、あれはアップルストア側の問題というより客側の問題なんでしょうけど、、、
ゴミ箱は意外や意外、汎用パーツ使えるんですね。知らんかった。
マックも変わってきてるなあ。。。