部会に久しぶりに参加。午後から、冬の観察会用のネタを仕込みました。樹木に藁巻きをして、中で越冬する昆虫を観察します。本来は害虫退治の目的で行われていたようですが、かしの木山では観察の目的で行っています。帰りがけにのぞいてみたら、さっそく、クサギカメムシがやってきました。
最近、数が減ってきたようですが、暖かい日には元気に飛び回っています。この日は、花壇の花の上でよく見かけましたが、暖をとっているだけではなく、花びらも食べていました。花にとっては、「オレンジ色の憎い奴」ならぬ、「オレンジ色の困った奴」のようです。
いくら、ハラビロカマキリだといっても広すぎるお腹だと思いました。まだ、次の世代を残すという大事な仕事が残っているのかも知れません。
来年君たちの後輩にこの場所であったら、私は、今日あった君の事を思い出すことでしょう。
来年君たちの後輩にこの場所であったら、私は、今日あった君の事を思い出すことでしょう。
花の上で交尾の態勢に入ろうとした瞬間、弾丸のように飛んできた黒い影。結局邪魔されてこの交尾は、無かったことになりました。ヒトの耳には聞こえませんが、「俺の女に手を出すな。」「何すんじゃい。」などの怒号が飛び交っていたかも知れません。
この季節になると余生を過ごす、羽がボロボロになっているチョウを多く見かけますが、これはおそらく新記録だと思います。これで、元気に飛び回り、縄張り争いにも参加しているのですから驚きです。奇跡を見たような気がします。