その後この羽化不全君は飛び立とうとしたらしく、私が出勤する頃には下に降りていました。結局何者かに捕食されたらしく、夕方には羽が落ちていました。
羽化不全の原因としては、充分に羽を拡げるスペースがなかったことが考えられますが、蛹の間に蛹化した時にはなかった葉が出てきたのかも知れません。もうここまで羽が固まってしまうと修復は不可能です。後は運命の時を待つだけになります。
羽化不全の原因としては、充分に羽を拡げるスペースがなかったことが考えられますが、蛹の間に蛹化した時にはなかった葉が出てきたのかも知れません。もうここまで羽が固まってしまうと修復は不可能です。後は運命の時を待つだけになります。
シジュウカラの繁殖を観察していて感じたことですが、餌運びの現在のペースで考えると、一時間で十五匹として一日、百五十匹以上のムシが必要なわけで、巣立ちまでを考えると恐ろしい数のムシが必要となります。つまりそれだけのムシを養えるだけの自然が背後に必要となることです。