身近な自然 Dr.珍(デジカメ自然観察)

 デジカメを通してふれた、身近な自然

虫の音を聞く

2005-08-28 08:01:08 | かしの木山自然公園
 自然講座、「虫の音を聞く」が、かしの木山自然公園において、鳴く虫保存会の安藤 俊夫先生を講師に招いておこなわれました。



 先生の尺八の伴奏で「虫の声」を合唱するというちょっぴり照れくさいスタートになりました。

 先生の累代飼育しているムシより。



 クツワムシ♀



 クツワムシ♂



 キリギリス



 カンタン



 これは外の観察で見つけたウマオイの♀。


 
 クツワムシの耳ですが、前足の関節の下の楕円の部分が耳だそうです。

 その他、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ、マツムシなどを見せていただき、外では、アオマツムシ、カンタン、カネタタキ、エンマコオロギ、などを聞くことが出来ました。
 また草刈りにしても、タイミングによっては、そこに棲む鳴くムシの生活に大きな影響を与えることなどから、他の生き物と共存する社会を目指すには、何をしなければいけないのか、改めて考えさせられた一日となりました。

観察会 ヒキガエル

2005-04-02 10:56:13 | かしの木山自然公園
 観察会の前後はちょうどカエル合戦の時期でもあったようです。ヒキガエルは、冬眠から目覚めると生まれた池に集まり繁殖行動に入ります。この様子が戦の様に見えるのでカエル合戦と呼ばれたりします。



 ♀のほうが少ないのでしょうか、♀をめぐって入り乱れて争うので池の水は濁ってしまいます。



 ヒキガエルの卵。ひも状になっています。



 これはアカガエルの卵だと思われます。

 ヒキガエルはこの後あまり姿を見かけなくなりますが、冬眠のほかに春眠、夏眠もとっているそうであります。(道理で見かけないわけだ。)

観察会より

2005-03-29 05:54:27 | かしの木山自然公園
 ワラ巻きの中から出てきたムシ。



 ヤマトゴキブリ ゴキブリといえば、家の中にいるイメージがありますが、ヤマトゴキブリは、雑木林にすみ家の中にはいるものもいます。ゴキブリホイホイなど設置している方はチェックを入れてみるといるかもしれません。



 お口直しに、タチツボスミレ。

そんなのアリ ・・・

2005-03-28 20:51:16 | かしの木山自然公園
 昆虫観察会、ワラ巻きにいたムシを紹介したいと思います。

 アリグモです。クロヤマアリに擬態していると言われています。つまりアリじゃなくてクモなんですね。私もだまされました。よく見ると足が片側四本あります。アリに姿を似せてアリをゲットしようとしているのでしょうか。

 話題は、変わりますが本日、ツバメ飛来を確認しました。いよいよ春本番ですね。