戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

ワークショップ(1)

2008-03-29 | Weblog
3月29日6:30am、これを書く。

28日はワークショップの1日目だった。
朝食は会場に用意されているとのことだったので、
おみすびを8つばかり作って、
苺白書大学東キャンパスの会場へ行く。
建物に入る際には、
パスポートを提示しサインさせられた。
なかなか厳重である。

午前中に発表3本を聴く。
ランチをはさんで、
『堀河百首』の立春・三月尽の題をめぐる
集中討議があり、
その後、研究発表がまた2本あった。
非常に濃密な議論である。

戸山大学の院生諸君も、
それなり頑張っていた。
中でもS君は英語が上手い!
こんなに英語が喋れる人だとは、
思っても見なかった。すごいぞ!
議論にも臆せず参加している。
S君は放っておくと、
完璧な歴史的仮名遣いで論文を書くという御仁なのだ。

デトロイト出身の
アメリカ人だから英語が喋れるのは当たり前か。
でも日ごろ、僕は田舎者で訛があるとか、
ぶつぶつ言っていた。
日本で言えば、
東北××の出身です、という感じなのかな?
でも米国風学会でちゃんと発言できるのは立派だ。
世界に雄飛できる…かもしれない。

終了後、「Columbia Cottage」という
中華料理屋さんで懇親会。
乾杯の音頭をとる。
お酒は青島ビールの小瓶と
デカンタの白ワインしかない
というのも変わっていたが、
久しぶりの中華でたいへん美味しかった。
(なるほどビールの小瓶はそのまま飲むものなのか)
いろいろな参加者とお話ができた。
仁川の大学のO先生とは、
とくに親しくお話ができて嬉しかった。