戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

再試験の処理

2008-03-08 | Weblog
3月7日。
卒業のかかった再試験の
採点締め切りが気になるので、
ホテルの部屋に籠もって
メールチェックを繰り返す。

私が処理しなければならない対象者が
2名ほど生じている。
すると立て続けに答案が送られてきた。
すかさず採点、事務所の担当者に評価を送信する。

すぐに受領の返信が来た。
日本は3月8日の午前2時らしい。
職員の方々は
徹夜で仕事をしていらっしゃるのだ!

これで本年度の成績処理は
ほぼ完了である。
今後2、3年生からの成績照会があるかもしれないが、
進級・卒業に関わるものはもう生じない。
胸を撫で下ろす。

K助手から、
学内学会の機関誌に載せる
専任教員の論文執筆者が
私になったことを知らせてきた。
ニューヨークにいる間に書き上げて、
帰国したらすぐ原稿を出すからと返事をする。
サイドワインダー・ミサイルのように、
いろいろなものに捕捉されつつある私。
そうだ、ハドソン川に係留してある
航空母艦も観に行かなくては。
O社長から教えてもらっていたんだ。

Iさんから、
M大学の専任に決まったとのメールがくる。
なかなか苦労をなさったが、
本当にめでたいことである。
なかなか先進的な学科らしい。

3月8日、研究会の前に、
初めて「すゞ金」に入ってみたいとか書いてある。
おかみさんによろしくと返信。
実はニューヨークへ発つ前日、
荊妻にナイショで「すゞ金」の鰻重を食べてきた。
しばしの間の食べ納めである。

ニューヨークではさすがに、
美味い鰻重を食べることは不可能だそうだ。
蕎麦はそこそこ美味い。
カナダあたりで栽培しているらしい。
スーパーの寿司はぺぺぺぺぺだったが、
寿司についてはちゃんとした所へ行けば
美味いのかもしれない。
でも高いんだよね、きっと。

こちらに来て、ものすごい円高になっている。
渡米前に、1$が105円台になったので、
慌てて少し$に替えた。
ところが今や102円だ。
カードで買い物をするにしくはない。