戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

卒業式

2008-03-25 | Weblog
3月25日7:00am、これを書く。
クイズの採点や、
院生の論文の添削をしているうちに、
また徹夜である。今週は忙しいな。

そうだ、
日本では戸山大学の卒業式が行われたはず。

大学院を修了するYさん、Aさん、
いずれもよいところに就職が決まってよかったね。
ご活躍を祈りますよ。
Yさんはお連れ合いを大切に。
Aさんは論文書きなさいよ!

学部を卒業して大学院に進学するUさん、Kさん。
手ぐすね引いて待ってるよ。
とことん鍛えてあげるからね。(泣くなよ)
ご研鑽を祈り上げます。

修論の副査を担当した院生さん、
卒論指導を担当した学生さん、
また専攻の修了生、専修の卒業生の皆さん全員に、
心よりお祝いを申します。

都のいぬゐ 戸山の杜に
聳える瓦は 僕らの母校♪
(中略)
ばかは ばかだ ばかに ばかだ
ばかは ばかで ばかか チャチャチャチャ~ン
ぽん(吸着音)

第5回講義

2008-03-25 | Weblog
3月25日2:00am、これを書く。

16:00から休み明けの第5回講義を行う。
最初にクイズ=小テストを実施した。
最終回にももう一度クイズを行う予定。

今日から版本テクストの話をする。
用意したネタが少なかったせいで、
やや早めに切り上げた。

授業が終わると、UBCのLさんがやってきた。
S先生と研究室で少し打ち合わせをする。
それから大学前でタクシーを拾い、
「pasha」というトルコ料理のお店に向かう。
ホテルの割に近くである。

S先生によれば、ニューヨークで一番美味しい
トルコ料理のお店なのだそうだ。
なるほど、繁盛している。
Lさんが選んだ赤ワインはとてもよかった。
大学の近くに良心的な酒屋があるらしい。
今度教えてもらおう。

前菜は、ひよこ豆のペーストみたいなものと、
焼き茄子のペーストみたいなもの、
それにサラダであった。
ひよこ豆はパンにつけて食べてみる。
焼き茄子?のほうも変わった料理だ。
トルコ料理は茄子が多く使われるらしい。
メインディッシュは、
私はヨーグルトソースの肉料理をいただいた。
S先生とLさんは「マヒマヒ」とかいう
ライスが付け合わせになっている魚料理を取った。
Lさんは肉を召し上がらない。
総じて淡泊な味付けである。

週末のシンポジウムについての打ち合わせを
十二分に行うことができた。
東京から来る諸君の受け入れについても
懸念は払拭されたように思う。

S先生とLさんは、
72Stの駅から地下鉄で帰宅された。
この駅は100年前に作られたいわば文化財なのだそうである。
南側の建物が古いもので、北側のは新しいとか。
いつも使っている駅だが、
そんな由緒があるとは知らなかった。
ニューヨークも古いものを
大切にしているんだな。

莓白書大学東亜図書館内より

2008-03-25 | Weblog
3月24日15:00、これを書く。

ZABAR'sで買った
ビーフストロガノフの残りで昼食を摂り、
いささか食べ過ぎである。
今日は16:00から第5回の講義なので、
早めにホテルを出て
バスでブロードウェイを北上することにした。

地下鉄のカードをチャージしてから、
73stのバス停でM104に乗る。
のろのろ運転なので、
30分ほどかかって大学の手前バス停で下車。
書店に大学グッズの売店が
入っているようなお店を物色する。
日本への土産はここで仕入れるかな。

講義まで1時間半あるので、
東亜図書館に入って予習がてら、
このブログを書いている。
N司書にはご挨拶をした。
貴重書の収蔵に関する私の調査は
いつか調べなければならないことだったそうで、
大変に感謝された。
角田柳作の記録を含め、
委細は水曜日の閲覧の折にということになる。

重厚かつ静かな図書館だ。
私の前の席では、おそらく中国人の学生さんが、
PCでレポートを書いている。
私の斜め前には、
金箔をまとった地蔵菩薩の立像の後ろ姿が見える。