下表は,総務省の平成26年『家計調査』(2人以上の世帯)から算出した「カニの1人・1年当たり購入数量(世帯購入数量/世帯人員)の52都市(都道府県庁所在都市と政令指定都市)のランキングである。 平成27年12月14日(月)
◇首位は11月に解禁されるズワイガニ漁(雄カニを松葉ガニという)の産地を擁する鳥取市。全国平均の5.5倍の消費量。食料費に占める割合は0.83%(全国平均:0.21%)と極めて高い。2位はズワイガニが越前ガニと呼ばれる福井市。3位は同じく日本海産のズワイガニが市場で活況を呈する金沢市。
◇52都市の単純平均は209g,標準偏差は160g,数量のバラツキ度を示す変動係数(標準偏差/平均)は76.6%と極めて大きい。
◇最多都市(鳥取市)と最少都市(那覇市)の差は979g,最少都市は最多都市66分の1で,食品の中では格差が極めて大きいものの一つである。
◇最高価格(広島市:601円/100g)と最低価格(福岡市:166円)の格差は3.6倍。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます