諸々雑記メモワール

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食の数字は語る 6万5,895トン    キウイフルーツの史上最高の輸入量(平成23年<2011>)  

2015-08-30 17:26:58 | 日記

キウイフルーツ(kiwifruit)が日本へ初めて輸入されたのは,昭和39年(1964)。原産地は中国揚子江沿岸といわれており,1900年ごろ中国からニュージーランドに渡って改良される。果実の形がニュージーランドに生息するキウイという鳥に似ているところから,この名があるという。ビタミンCが非常に多く,ミカンの約2倍。輸入自由化は昭和35年(1960)10月。  

50年(1975)には946トンに過ぎなかったが,56年頃から本格的に輸入が開始され,62年には5万トンを超えた。

その後,増減を繰り返し,平成23年には史上最高の6万5,895トン(210億円,319円/kg)を記録した。輸入先はニュージーランド(96.1%),チリ(3.2%)である。

26年は6万5,061トン(222億円,341円/kg)で,バナナ(94万6,205トン),パイナップル(16万6,295トン),グレープフルーツ(10万6,907トン),オレンジ(8万3,553トン)に次ぐ輸入量であった。

平成17年から『家計調査』で品目別の調査が開始された。下図でみる通り,1人当たり購入量(世帯購入量/世帯人員),購入価格はともに上向き傾向にある。

 年齢別にみると,年齢が上がるにつれて購入量が増えている。

 

 都市別にみると,下図の通りとなっており,地域的な特徴はないようである。

 


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