基本的に愚痴ですが、真実の泪には敵わないです。
これが創作での涙との違いです。
本物と偽物の違い、真実と虚構の差です。
同じ事が笑いでも起こります。
お笑い園芸と、ドキュメントの面白さ。
狙って作るのと、拾って構成する違いがあります。
そして引き出す力と、拾い出す違いもあります。
両方できないとなれば、仕込んでの喜怒哀楽です。
ドキュメント風とか云われるような作品です。
これらの傾向と対策を知ると、少しガッカリしますね。
テレビ番組を見ていて興醒めすることが起きます。
素直に感情の波に乗れない。
気持のサーファー失格です。
どうしても画面奥にいる、制作者を想像してしまう。
どうやって撮影したのか? 取材の段取りは?
写っていない物に関心が向くのです。
もう病気の一種かも知れない。
映像制作の現場を少し齧っただけで、要らぬ知恵が付いてしまう。
たとえドキュメントでも、制作側の意図が存在します。
切り捨てられた現実が、山になって積み上がっているでしょう。
見えない物を見ようとする力。
これも超能力養成の訓練かもしれません。