TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東ふれあいの道 栃木13-14-15-16

2019年09月19日 | Weblog
スノーカントリートレイルの踏破が大変楽しく、そして大変キツかったせいか肉体が大変な悲鳴をあげています。

先週のお休みは、自宅に戻ってちょっと転がったら朝だったという失態を犯し、女房に『あらサボったの?』と言われてしまう始末。

スノーカントリートレイルは、ラストのゴールまでの46kmという追い込みにも余力を残して踏破出来たことにいい気になっていました。

もちろん今週こそ出掛けます。
出掛けるのですが、自宅に戻るとうっかり転がってしまいました。
遠のく意識に悪魔の囁きが聞こえてきます。
『お前はよくやった。身体をゆっくり休めるに値するぞよ』

一瞬、その囁きに甘えてしまいそうになります。すぅ〜っと抜ける身体の力、ゆっくり閉じていく瞼。
『えーい!ダメだ、ダメだなんだ』
唸りながらも身体を起こす僕。

勝った⋯。
悪魔の囁きに、勝った。
仁王立ちになった僕を見て、『あら起きちゃった。はい行ってらっしゃい』と言う女房。

昨夜のうちに支度してあったので、シャワーを浴びて眼を覚ましてから自宅を出ました。
今回は「道の駅にのみや」を通過するコース、つまり前回の続きです。

新栃木駅まで4つのコースを繋いで歩きます。
ほぼ平地なので気楽です。
連休なので翌日も歩くつもりでいたのですが、翌日は雨の予報です。
ま、今日歩いてみた感覚で決めることにしましょう。

真岡鐵道「久下田駅」をゴールに設定することにしました。
久下田駅には狭いながらも利用者用の駐車場があります。
前回もそこに停めました。

始発で新栃木駅まで向かい、久下田駅に戻ってくるプランにしました。ちょっと長いけど、次のことを考えるとこの区間を歩いてしまうのが理想的なので頑張ることにします。

寝ます。
就寝は0時半、起床は4時50分でした。
久下田の始発は5時23分、おにぎりを1個食べて
久下田(真岡鐵道)→下館(JR水戸線)→小山(JR両毛線)→新栃木(東武日光線)と乗り継いで約1時30分かけてスタート地点に立ちました。

新栃木駅初めて来ました。
駅前は新しい街っていう感じでした。
そして、なぜかミスコースしてしまいました。
なんか変だなぁと思った時には逆に進んでいました。
『あちゃー、のっけからコレじゃいかんな』
なんとかショートカットしてルートに復帰しました。

コースポイントの「大宮神社」を経て、どんどんいきます。
次のコースに入ります。
普通に住宅地を抜けたりしながら「思川(おもいがわ)」を渡ると、「しもつけ風土記の丘」に入っていきます。
ここが今日の見どころ一番でした。

数多くの史跡が点在しています。

まず「下野淡墨桜(しもつけうすずみざくら)」。
もちろんこの時期は咲いていませんが、これが咲いたらと思うとゾクゾクしました。
さてどんな桜なのかというと⋯
「ピンクのつぼみから淡白色の花が咲き、満開を過ぎるとうす墨をかけたような色に変わるところから名付けられた」ということです。

この桜、岐阜県根尾村からの移植だそうで、実生からの開花は難しいと言われていましたが、昭和63年4月に開花しました。
素晴らしいですね。

あたりは誰もいないので、ベンチに腰掛けてパンとコーヒーで一休みしました。
そこに多きな羽音を立てて虫が飛んで来ました。
アブっぽい音だったので、振り払いながらふと見るとスズメバチでした。
慌てて後ずさりするとそこから消えてくれました。

やがて「天平の丘公園」に入ります。
園内の「防人街道」を進むと「紫式部の墓」がありました。
どんなだろうと想像しつつ近寄ると、一般的なお墓の形ではなく、丸い石を積み上げたようなふんわりした形でした。

それ以降はただ暑くただ辛いだけになりました。
長いコース、ひたすらロード、とにかく暑い。
こう思うと新潟を回っている時は曇りや雨で良かったと思いました。

やがて久下田駅が近づいてきました。
筋肉の張りも強く、足裏も痛みがあり、翌日への意欲は無くなりました。
明日はおやすみにしようと思います。
だらしない今週の僕でした。


歩行距離 37.7km
累計標高差 +504m -544m
所要時間 9時間
56,200歩
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