Thinking of you

旅行記や映画の感想など日々の暮らしを徒然なるままに残しておきます

日本VSブラジル私的見解

2006-06-23 23:12:50 | 徒然なるままに
勝負に「もし」というのは、無いのであろうが、それでも言いたい、もし……。
もし、ブラジルとの試合が第一戦だったら、オーストラリアやクロアチア戦は、もっと違った結果になったのではないか。
まあ、もう言っても仕方がないことですが。
正直、この試合の前半は良かったと思います。練習試合のドイツ戦の様。どうして、このチームは良いときと悪いときの波がこうもあるかな。いいときは、本当に目を見張るほど凄いものがあるのにねぇ。
戦略的には、もっと詳しい方がどこかで語るでしょうからここでは書きませんが、ある意味後半で調子の悪かったブラジルの調子を取り戻させたような、噛ませ犬みたいな存在になちゃった、日本。
他の決勝リーグ出場国から、怒られそう。
さて、調子が悪い悪いといわれつつも、辛勝とは言え勝ち続けてリーグ一位通過のブラジル。そして、調子が悪いままに負け続けて勝てなかった日本。ここに、王者と言われるチームと、一般のチームの差が歴然と出るのだなと思いましたね。

よくやったとは、口が避けても選手に向かっては言えない。よくやら無くてもかっこよくなくても泥臭くても、勝負は勝った者にしか語る権利を持たせはしない。
2006年ドイツ大会、日本は一勝することなく敗退。これが結果。それ以外何も無い。
サッカーをしているものならば、誰もが憧れる舞台。四年前と四年後と。
正直今は、日本に関する試合結果も評論も、見たくないのが本音。
ただ、高校生かJリーグデビューからか、けっこう長く見ているつもりだったけれど、ピッチで立ち上がれなくなった中田を、泣いた中田を見たのは初めてだった。
そして多分、何よりも雄弁にその事実が2006年のワールドカップ日本戦の総論のように私には思えた。

最新の画像もっと見る