戯れに語る！〈風狂天軌〉

〈戯言・風狂天軌〉

見栄粋誉、義理恩情、志義信念、意地誇り、是非算段、絵図合理。

何処で何に何者に何時如何成る時に、使うか張るか立てるか通すか貫くか、何が在ろうとも。

己の為、身内の為、仲間内の為、他人の為、地域の為、国の為、集まりの為、団体の為、神仏祖霊の為、自然の為、理想の為、夢の為、希望の為、志の為、義の為、誇りの為、意地の為、信念の為。

何れかの為、先陣を斬り、己を捨て、押し引き回し、身体を張る事有り。

何れかの為、最前衞任せ後押し後ろ盾後方支援、一切の責任を取り、地獄の底果て迄も共に徃き、肝据わらせ、事に備え事に構え事に当たり事を見詰め、冷静冷徹に判断決断し事を始め動かし終わらせる事有り。

己の旗が、何処で何に何時如何成る時に、掲げ立てはためいて居るか、はためかせるか。

旗は、何かにはためかせられて居るのか。

旗は、己がはためかせて居るのか。

旗は、己の心が吹き荒びはためいて居るのか。

吹く風の向く儘に、旗を掲げはためかせ、風に任せ風に乗り風を切り風に押され風に導かれ、風吹く儘に、徃き来る。

風に狂う。

戯れに語る！〈有無事変〉

〈戯言・有無事変〉

有事無事、何事に於いても、慌てず焦らず諦めず、怒らず妬まず根に持たず、沈まず凹まず落ち込まず、油断大敵忘れず捨てず失わず、我を忘れず、怒りに任せず、絶望に嵌まらず、有事無事を問わず、何事に於いても冷静冷徹寛容寛大臨機応変に対応対処出来る様に備える事、忘れず捨てず覚え置く。

平和平安安心安楽安全な世間衆生生活人生と成る為善く保つ為、無事現状に油断せず納得せず怠らず。