堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

戯れに語る!〈静徹整法〉

2010-12-20 08:01:15 | 日記
〈戯言・静徹整法〉

中道は、敵か味方か、身内仲間内同志か他人か、白か黒か、水と油の何れか、の分かれ道に非ず。

先ず、偏らず嵌まらず染まらず憑かれず、剥きに成らず熱く成らず興奮せず激情激昂せず逆上せず、怒らず切れず妬まず憎しまず根に持たず、沈まず凹まず落ち込まず哀しまず後引かず、物事人を事実現実真実を現状背景此先を冷静冷徹に観て聴いて測り想い察する事が、道の始まりの一つで有る。

冷静冷徹に観るに当たり、

呼吸速ければ深呼吸し整え、
呼吸浅ければ深呼吸し整える。

姿勢視線手足が落ち着か無ければ整え、
姿勢視線手足が項垂れて居れば整える。

心落ち着か無ければ、心落ち込んで居れば、身口意の動と静を時と場所を、臨機応変に駆使し整える。

座る、立つ、歩く、走る、登る、動く、、観る聴く、何もせず、其他。

喋る、話す、語る、読む、唱える、歌う、叫ぶ、観る聴く、何もせず、其他。

意識する、想う、考える、案ずる、練る、観る聴く、何もせず、其他。

己自身が、冷静冷徹寛容寛大に成る事が道を徃く始まりの一つで有る。

冷静冷徹寛容寛大で在る者に、身内仲間内其他老若男女の区別が無い事を常に忘れず。

中道、仲裁中和仲介中立を始まりの一つとする。

戯れに語る!〈是非把握〉

2010-12-20 06:43:21 | 日記
〈戯言・是非把握〉

愛する事、助ける事、支える事問答無用は、家族一族身内仲間内ならば有り。

然しながら、現状背景確認把握一切せず、事の善悪を是非を責任を論じる事一切無く、仲裁中和仲介仲立ち中立一切する事無く、問答無用にて唯々身贔屓過保護庇い立てに走ると、己自身が身内が仲間内が地域が会社が団体集まりが、築き上げた人間関係をも壊し溝と壁を造る事に成る。

問答無用で愛し助け支える事、
問答無用で身贔屓過保護庇い立する事、
是等は別で有り別でなくてはならないがが、想い過ぎる余り感情的に成り激情激昂逆上逆切れすると重なり合う事も有る。

中道を忘れず、仲裁中和仲介中立仲立ちする事忘れず、
己身内仲間内其他の関係に置ける諸難困難問題を改善解決して徃く。