ゴルフの達人からメンタルコントロールを学ぶ

ミケルソン

ゴルフの好きな人なら知っているゴルフの達人。

アメリカツアーで活躍していて、珍しい左打ちだ。

その彼がしている試合を観察すると、なるほどと思うことがあった。

スポーツ選手は集中すると、周囲の状況を消し自分のエリアを構築する。

自分の場合、野球の試合のときに観客が多かろうが少なかろうが関係なかった。

一点集中で、周囲を自分の思考から消してしまう。

でも、プレー、プレーの合間にある時間。移動時間、集中するまでの少しの時間。

ミケルソンはこの使い方がうまいと感じた。

周囲の観客は選手に対して、「頑張って！」　と応援してくれる。

そして手を差し伸べてタッチしてもらう。

大抵の選手はタッチせずに、歩きながら次のコースのことを考えているようだ。

他の選手と違い、ミケルソンは、笑顔で観客と許す限りタッチしていた。

そして　「サンキュー（ありがとう）」　って言葉を添えて。

「ありがとう」　という言葉を連発することは、自分に運気をもたらす秘訣でもある。

これって、パワーをもらい、自分を正の方向に向かわせる秘訣のような気がする。

周囲の力を自分の力に加えて戦う。

「お客様あっての自分達」　という気持ちも当然あるだろう。ファンサービス。

でも、彼はプラスアルファー何かを周囲から取り込んでいるような気がする。

精神的スイッチの切り替えや、気持ちのコントロールを自由に操る。

ゴルフやスポーツは失敗の繰り返し。

その負の心をどうコントロールするかが大きく結果を左右する。

殻に閉じこもってしまうのか、それとも周囲を巻き込んで自分のパワーに変えるのか。

決めるのは自分。

ちょっとしたトップアスリートの仕草に、成功の秘訣は隠されている・・・

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