2024年1月27日(土)~29日(月)
JR九州の “ ハロー!自由時間ネットパス・北部九州版 ” を使った
鉄旅3日間の記録です。
2024年1月29日(月) 3日目
在来線で新幹線乗車駅へ。
新幹線 つばめ311号、鹿児島中央行きに乗車。
8時12分、熊本駅到着。
9時11分発の特急あそぼーい!に乗車します。
特急あそぼーい!は、土祝日運行の観光列車ですが、この日は特別運行になっていました。
全席指定席の観光列車ですが、平日のこの日は全席自由席でした。
客室乗務員さんは乗車しておらず、KUROCAFEやボールプールは利用出来ません。
自宅を一時間遅く出ても間に合ったのですが、実は、先頭のパノラマシート席に乗りたくて
熊本駅へ早く来たのでした。
乗車するホームには誰もいなかったので、待合室などで時間を潰しました。
南阿蘇鉄道も熊本地震の被害を受けて運休していましたが、昨年7月に全線開通しています。
少し早めにホームに向かうと、沢山の乗客が並んでいました。外国人が多い感じで。
先頭車両の乗車位置が解らないので、適当に並んでいたら少し後ろ過ぎて(笑)
急いで乗車しましたが、9席のパノラマシート席は全て埋まっていましたよ。
でも、一人が席を立たれたので三列目をget出来ました。
9時11分に大分・別府へ向けて出発。
パノラマシート席から振り返った車内。
立野駅に、9時57分着、10時01分発。
ここからスイッチバックします。
後ろ向きにバックで走行しています。
下画像右が熊本駅から立野駅まで来た線路です。
バックで走行中です。
左の線路を阿蘇駅方面へスイッチバックします。
停車して、運転手さんが運転席を移動しています。
左の線路を阿蘇駅方面に向かって走ります。
新阿蘇大橋。
赤水駅に10時20分着、10時21分発。
阿蘇駅で下車されたので、最前列中央のシートに移動。
宮地駅に10時36分着。
徒歩で阿蘇神社へ向かいました。
熊本県阿蘇市一の宮町にある『 阿蘇神社 』。
2500余年の歴史を持つ、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社で、社殿群は、
天保6年から嘉永3年にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、
神殿や楼門などの6棟は国重要文化財に指定されています。
なかでも楼門は、九州でも最大の規模で、「日本三大楼門」の一つに数えられていますが、
平成28年(2016年)4月14日と16日に相次いで起きた熊本地震により楼門や拝殿が
倒壊するなど、甚大な被害を受けました。
復旧工事が進められて、昨年12月に無事完了。
保育園児達が楼門の前で集合写真を撮っていました。
手水舎。
家族の健康と幸せをお願いしてきました。
「楼門」は国の重要文化財に指定されていますから、工事では元の材木を少しでも多く
使うことが求められ、解体作業だけでおよそ1年をかけて1万点以上の材木を回収。
回収した元の材木の7割ほどを再利用したそうです。
阿蘇神社は全国的にも珍しい横参道で、この参道に向かって楼門が建っています。
この楼門は、神社には珍しく屋根が二層になっています(二層楼山門式)。
参考までに、
熊本地震で被災する前の阿蘇神社画像。(2015年8月9日:主人撮影)
被災直後の画像。(2016年4月20日:主人撮影)
ドローン画像で空から。
甚大な被害を受けた阿蘇神社ですが、日本の建築技術力の高さに驚きますね。
熊本城の復興には時間を要するようですが、完成が楽しみです。