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青空の向こう

日常の出来事や旅の事など少しずつ

路面電車で巡る長崎観光 ③ グラバー園 《 後編 》

2023-06-05 10:28:41 | 国内旅行 2023

2023年5月21日(日)~23日(火)

JR九州の “ ハロー!自由時間ネットパス・北部九州版 ” を使った

鉄旅3日間の記録です。

 

 

2023年5月23日(火) 3日目

グラバー園内の、グラバー邸の背後にある旧自由亭の横にある『 西洋料理発祥の碑 』。

全国のコックで組織される全日本司厨士協会が、発祥の地を調査した結果、

文久3年(1863年)、長崎に開店した西洋料理店「良林亭」(後に自由亭)が、

西洋料理発祥だと判明しました。

 

明治レトロを感じる西洋料理レストラン『 自由亭 』跡にある『 自由亭喫茶室 』へ。

ここでのCafeタイムを楽しみにしていました。

 

入口を入ると、南蛮屏風が飾ってありました。

 

『 自由亭喫茶室 』は、階段を上がって2階にあります。

 

窓側に席が配置されており、港を一望できる、眺め抜群のお洒落な喫茶室です。

 

眺め抜群の角の席が空いたので、許可をもらって移動しました。素敵~!

 

メニュー表。

 

長崎カステラ&ドリンク セットをオーダー。

ドリンクは、もちろんダッチアイスコーヒー(水出しコーヒー)です♡

 

長崎にゆかりの深いオランダ人の手で考案されたダッチアイスコーヒーはおすすめですよ。

24時間かけて、水で一滴ずつ抽出された薫り高く濃厚なコーヒーは限定品です。

 

カステラには、底のザラメが美味しいですよね。

 

落ち着いた店内も好みです。

 

ダッチアイスコーヒーを抽出する器具。

時間をかけて、一滴ずつ点滴のように落とすんですね。

 

自由亭喫茶室を出て右手に、『 旧グラバー住宅 』の屋根が見えてきました。

階段の手前にハートストーンを発見。

実は、グラバー園内には 石畳の一画にハートストーンが3つあるんですよ。

「この石に触れて願い事をすれば恋が叶う」など恋愛成就にまつわる伝説がある

パワースポットだそうです。

 

庭園も綺麗に整備されて、お花が咲いていました。

 

『 旧グラバー住宅 』は、国指定重要文化財&世界遺産に認定されています。

1863年に建築された現存する日本最古木造洋風建築で、日本瓦や土壁(漆喰)が使用

され、広い石畳のベランダに掛かるアーチ型の欄間が印象的です。

ここで、貿易商であるトーマス・グラバーと息子の二代が暮らしたそうです。

 

スコットランド出身のグラバーは1859年、21歳の時に長崎開港と同時に来日し、

グラバー商会を設立。日本で終生を過ごしています。

 

『 旧グラバー住宅 』を反対の角度から。

 

長崎港&稲佐山が見渡せて絶景ですね。

 

2つ目のハートスーンを発見。これは中々見つけられなくて探しましたよ。

 

展望台から撮影。

 

日本庭園。

奥に『 旧グラバー住宅 』が少しだけ見えます。

 

『 旧グラバー住宅 』を違う角度から。

 

3つ目のハートストーンは簡単に見つかりました♡

下っていく坂の途中にありました。

 

最後は、グラバー園の出口手前にある『 長崎伝統芸能館 』へ。

 

長崎のお祭り『 長崎くんち 』に奉納される龍踊りの白龍、青龍。

『 長崎くんち 』は370年以上の歴史と伝統を持つ、諏訪神社の秋の大祭です。

旧暦9月9日に行っていたことから、

9日、すなわち『 くんち 』と呼ばれるようになったそうです。

現在は10月の7、8、9の3日間行っています。

 

各踊町の奉納踊りを先導する豪華な飾りのついた『 傘鉾 』。

 

グラバー園を出て、下り坂の両脇に立ち並ぶお土産屋さんに寄り道しながら、

次の目的地へ向かいました。