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日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

「ベルセルク」観て来ました

2012-02-09 23:04:11 | 映画、演劇、コンサート
朝の出勤時、小松島あたりから車が渋滞して全く動かない。
事故があった模様で不可抗力とは言え30分以上も遅刻して会社に到着。気分が悪い。
なので、午後から休みをもらって確定申告の修正に行くつもりだったのを、一日休暇の届けを出し、急ぎの仕事だけやっつけて昼前に会社を退け、阿南税務署に向かった。
署で事情を説明すると、申告については、阿南市商工業振興センター(2階展示ホール)の方に行ってくれという。
結果、用意した源泉徴収票を元に親切な係員(とアルバイトの女の子)が会場に設置されたパソコンで書類を作成してくれ、昼過ぎには手続きは完了した。余裕で微妙な上映時間の「ベルセルク」、鑑賞決定である。
映画館の駐車場で持ってたお弁当をぱくつき、自販機で熱いお茶を仕入れていざ館内へ。
平日だからか人気がいまいちなのか5、6人の観客がいただけでがらすき。(もちろん、女性はわたくし一人)
さて前置きが長くなったが、映画の方は好感触だが(まあ、こんなもんだろう)という印象。
原作を読んでいる人間としては、ほぼ忠実にストーリーはなぞっているなと感じたが、(但し、セリフの一切ない、忌まわしげな少年期の回想シーンは、原作を読んでいない人間にはさっぱり意味不明だろう、もうちょっと突っ込めなかったのかと思ったが)いくら残虐なシーンが展開されようが、アニメの画面は陰湿になれない明快さから脱することができず、重厚感が薄れるのはいたし方のないことだろう。
それでも冒頭の城での合戦シーンは諸アングルを駆使した迫力と魅力にあふれていたし、グリフィスを始めとしてキャラクターに割り当てられた声優の声はほぼイメージ通り、違和感なく耳に馴染み、統一感のある世界を構築していた。
しかし、如何せん、物語が長大過ぎるため80分の上映時間ではほんのとばくち、全体像のごく一部しか説明できていないのが物足りないことおびただしい。(え?もう終わっちゃったのという感じ)
漫画も映画も出来るだけ追いかけて行きたいが、果たしてこの物語、完結を見ることはできるのだろうか。
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