楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

「ゴーストインザシェル」観てきました

2017-04-08 23:32:41 | 映画、演劇、コンサート
士郎正宗による漫画「攻殻機動隊」の情報だけは知ってたけど、まったく漫画を読んだことないし、(それはもちろん問題ないんだけど)映画の予備知識もゼロで観て来たもんですから、ファンなら承知しているであろう基本的なシチュエーションが理解できず、(えと、これはどういうことなんだろう?)となってしまいました。

ということで、いつもに増してネタバレ満載なのであしからず。

まず、サイバーテロに立ち向かう公安9課を代表する女性リーダーで主人公の「少佐」ことミラ・キリアン(スカーレット・ヨハンソン)が戦闘態勢になる際になぜ裸に近い姿になるのか、そしてテレポートしている様子でもないのに、その時なぜ彼女の姿が透明になり、視界から消えてしまうのか映画の中でその説明がまったくなされてなかったので、ここで、前述の(えと、これはどういうことなんだろう?)が来ちゃったんですね。

調べましたら、これは光学迷彩の効果で、特殊な光学技術を応用して、使用者の姿を光学的及び熱領域レベルまで視覚的(一部電子情報的)にカモフラージュする事が可能な技術を使っているということだったんですね。
トーシローは度し難しの声が聞こえてきそうです( ̄ω ̄;)
でも、スカーレット・ヨハンソンの武人らしい骨格のしっかりした美しい身体のラインに見惚れました。
お顔も陰影が濃く端麗で、深みのある表情が魅力的です。

そして、公安9課の敏腕課長、荒巻大輔が「北野たけし」なんですが、下らないことに私は、「あら、テレビで見てたら、左右の目の開き具合が違うのに、映画ではその辺がまったく気にならないし、ふさふさ白髪のお陰か割りと端正に写ってるなぁ」なんてこと頭でつぶやいておりました。

近未来都市の姿は猥雑で、企業のCMなのか、ビル群のあちこちにホログラムが写し出されていますが、クールとかスマートとは言い難く、昔の日本を思い起こさせるような一種湿気の漂う雰囲気が醸し出されています。

脳と基幹神経系だけを残してほぼ全身を人工物に置換したサイボーグやロボットが入り乱れる電脳世界で、視覚的にインパクトが強かったのがロボット芸者。
メイクが独創的で、女優さんの演技もあり、まばたきに小さな効果音が付されていたので、「わ、ロボットらしい。気持ち悪いけど、何か面白い」という感触で楽しめました。

ほかにも、色々思い出したらまたの機会にお喋りしたいと思います。今日はもう、いいや。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お試しマクロレンズ撮影 | トップ | ある意味デザインの世界かな »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画、演劇、コンサート」カテゴリの最新記事