ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ゲンノショウコ(現の証拠)・ミコシグサ(神輿草)」 フウロソウ科 

2024-09-29 08:05:48 | 日記
「ゲンノショウコ(現の証拠)・ミコシグサ(神輿草)」 フウロソウ科 ☆9月18日も誕生花☆
                 花言葉は… 強い心


                   「赤花」


                   「白花」

  9月29日(日) 今日も和泉市の天気予報は “曇” です 。 
  24時間予報では、朝から晩まで マークが並んでいます。こんな日は珍しいですね。
  今朝の最低気温は23.3℃で、今朝はまた涼しい朝です。昼間は29.3℃が最高気温の予想です。
  湿度も50%後半と、多少暑さの和らいだ一日になりそうです。
  明日は晴れたり曇ったりの予報で、また30℃を超える暑さを予想しています。

 昨日は週に1度の食材の調達日でした。
 最近、こちらではスーパーの野菜売り場が品薄になっている。
 一応品目はそろってはいますが、選ぶ野菜の数が少ないと
 感じています。
 そこで昨日はスーパーに行く前に、地産地消の店に行きました。
 この店だけでは必要な食材の全てを調達できないので、帰りには
 どうしても行き付けのスーパーには行かなければいけません。
 余談ですが、この店の名前が面白い「よってって」と言います。
 “花の文化園” の駐車場になっている道の駅内の店の名前は
「あすかてくるで」と言うんですよ。面白いネーミングですね。
 で、「よってって」・・・もう柿が沢山並んでいました。
 すこし小振りですが5つで300円程度、即お買い上げです  キウイも1つ85円程度で並んでいました。
 野菜も沢山あり、スーパーで買うよりは安いですね。でも、買い物がこの店だけで済まないのが残念です。

 昨日の予報も “曇” でした。 予報通り、終日 に被われた薄暗い一日でした。
 朝の最低気温は気温は22.3℃、最高気温は30.2℃と、少し蒸し暑く感じました。




 大谷 大谷翔平54号3ラン 4安打「54-57」 
 <ロッキーズ4-11ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇クアーズフィールド
 ドジャース大谷翔平は「1番DH」で先発出場。この日も5打数4安打1本塁打1盗塁の大活躍。
 54号3ランを放ち、日本勢最多となる57盗塁を決め「54-57」とした。
 2ー6とドジャースがリードで迎えた6回表第4打席ノーアウトランナー2、3塁の場面で、
 大谷は3ボール2ストライクからロッキーズの二番手右腕アンソニー・モリーナが投じた6球目を
 ライトスタンド上段に叩き込む特大のスリーランホームラン。前人未到の「55-55」に王手をかけた。
 打球速度約166.4キロ、飛距離約132.9メートル、角度34度の豪快弾だった。
 ここ最近は得点圏で13打数12安打、5本塁打、19打点と驚異的な成績を残している。。
 明日の試合を含めて残り2試合、さらなる記録更新なるか期待が高まる一方だ。 昨日の記事です




 今日の花は 「ゲンノショウコ(現の証拠)・ミコシグサ(神輿草)」 です。





下痢止めの煎じ薬として “センブリ” や “ドクダミ” と共に有名な民間薬ですね。
「現の証拠」 の名は “飲めばたちまち治る。それが何より現の証拠だ” …が、由来です。



「赤い色の現の証拠」 は川の辺やい湿地を探せば見る事が出来ます。
ですが 「白い色の現の証拠」 はこちらではまだ見た事が有りません(以前、信州の旅に行った時のものです。
《Wikipedia》には・・・〖ゲンノショウコには白い花を付ける白色系と、ピンク色を付ける紅色系とがあり、
日本では、富士川付近を境に東日本では白花が多く、西日本では淡紅、日本海側で紅色の花が多く分布している〗そうです。





 によると…〖野原や山野、道端などでよく見られる野草で、胃腸に効く民間薬としても有名です。
市販の下痢止めに含有されてることもあります。 葉の付け根から花茎を長く伸ばして、その先端に2輪ほどの花が付きます。
主な開花期は夏~秋で、まるっこい5枚の花びらをもつ径1cmほどの花を咲かせます。
花色は白や紅色が基本で、個体によって濃淡の色幅があります。  葉っぱは3~5つに裂けた掌状です。
一般的に関東では白、関西では紅色の花が多いと言われます。花びらの中心近くには紫色の筋が入ります。
花は小さい上に一度にたくさん咲くことはありませんが、なかなか可愛らしく風情があります。
花後に細長い果実ができて、熟すと皮が5つに裂けてくるりと巻き上がりタネをとばします〗






〖「ミコシグサ」などの由来となった弾けた果実、古くから民間に深く親しまれ、方言名も100を超します。
その名前は薬効由来、草姿由来、よくわからないものまで色々あります。
薬効に由来するもので代表的な方言名はイシャ(医者)・・・という名前です。
「イシャイラズ」、「イシャコロシ」、「イシャタオシ」、「イシャナカセ」などがあります。
その他に「セキリグサ」、「テキメングサ」なども薬効を表す方言名です。
「ミコシグサ」、「ミコシソウ」のようなミコシ(神輿)を関する名前は、弾けた果実の姿を神輿に見立てた名前です。
このほかに、「ベニチョクバナ」、「ネコノアシ」などの方言名もあります


別名を 「ミコシグサ(神輿草)」 と言います。





花の後にロケットの様な実が出来、実が熟れると実の下方からバネのように捲れ上がり、 種を遠くまで飛ばします。
あの長い莢(さや)の中に沢山の種が入っているのかと思いきや、種は根元の5個だけ…。
あの長い莢(さや)は種を飛ばすバネになるんですね。
ひげは種が飛ぶ瞬間は見た事が有りませんが、動画を見ると50cm位は飛んでいるようです。





「神輿草」 の名前は、その種を飛ばした後の鞘の形が “神輿” の屋根のように見えるところから名付けられたのです。 
どうですか? お神輿の屋根に見えますか?(笑。    原産地は日本、中国、朝鮮半島です。



 「現の証拠」 の名前について、山形県の民話
〖昔、便秘に悩んでいる人が “猫の足に似た草” を採って来て煎じて飲んでみたところ、便秘が治りました。 
そこで、下痢の時にはどうだろうと思って試してみたら、やはり調子が良くなりました。
そこでその男は便秘や下痢に悩んでいる人に “ねこあし” を煎じて飲むように勧めました。 
しかし勧められた人は “そんな雑草で治るのか?” と半信半疑でした。
が、試してみるとあら不思議、見事にお腹の調子が良くなったのです。 
皆は喜び、これぞ “現の証拠ですね” と言い、それ以来 “ねこあし” の事を
「現の証拠」 と呼ぶようになったそうです〗   …効果テキメンという訳ですね。




 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは「百羽の鶴」の読み聞かせを題材にした絵をご覧ください。(6年生の作品です。
 読み聞かせ ⇒ 情景を絵にする… 一貫授業として小学校が取り入れているようです。
 ですがどの作品も似たような描き方が気になります。
 よくは知りませんが ‶こういう描き方もありますよ″ という統一した描き方の指導があるようです。 
 子供たちの自由な発想を妨げるとして賛否両論あるようですが、一つの画法として知っておいてもいいのかも知れないですね。
 もうすでに紹介した絵を載せる事が有るかも知れません。 ご容赦を・・・


これはまた疲れて飛べなくなった子鶴を助けに向かう場面でしょうね。
 真上から見た絵、視点が良いですね、奥行き(高さ)が感じられます。
       
 「百羽の鶴」 とはこんな物語です  奈良県大淀町役場HPより
〖冷たい月の光で、こうこうと明るい、夜更けのひろい空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽を、ヒワヒワとならしながら、百羽のツルが、飛んできました。
百羽のツルは、みんな、同じ速さで、白い羽を、ヒワヒワと、動かしていました。
首をのばして、ゆっくりゆっくりと、飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての、さびしいこおりの国から、昼も夜も、休みなしに、飛び続けてきたのです。
だが、ここまで来れば、行き先は、もうすぐでした。

楽しんで、待ちに待っていた、きれいな湖のほとりへ、着くことができるのです。
「下をごらん、山脈だよ。」と、先頭の大きなツルが、嬉しそうに、言いました。
みんなは、いっときに、下を見ました。黒々と、いちめんの大森林です。
雪をかむった、高い峯だけが、月の光をはねかえして、はがねのように、光っていました。
「もう、あとひといきだ。みんな、がんばれよ。」百羽のツルは、目を、キロキロと光らせながら、
疲れた羽に、力を込めて、しびれるほど冷たい、夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも、少しだけ、速くなりました。もう、あとが、しれているからです。
残りの力を、出しきって、ちょっとでも早く、湖へ着きたいのでした。
するとその時、一番後ろから飛んでいた、小さな子どものツルが、下へ下へと、おち始めました。

子どものツルは、みんなに、内緒にしていましたが、病気だったのです。ここまでついてくるのも、やっとでした。
みんなが、少しばかり速く飛び始めたので、子どものツルは、ついていこうとして、死にもの狂いで、飛びました。
それが、いけなかったのです。
あっという間に、羽が、動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へおち始めました。
だが、子どものツルは、みんなに、助けを求めようとは、思いませんでした。
もうすぐだと、喜んでいる、みんなの喜びを、壊したくなかったからです。
黙って、グイグイとおちながら、小さなツルは、やがて、気を失ってしまいました。
子どものツルのおちるのをみつけて、そのすぐ前を飛んでいたツルが、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変なことが起こりました。
前を飛んでいた、九十九羽のツルが、いっときに、さっと、下へ下へとおち始めたのです。

子どものツルよりも、もっと速く、月の光をつらぬいて飛ぶ、銀色の矢のように速く、おちました。
そして、おちていく子どものツルを、追い抜くと、黒々と続く、大森林のま上あたりで、
九十九羽のツルは、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
すばらしい九十九羽のツルの曲芸は、見事に、網の上に、子どものツルを受け止めると、そのまま空へ、舞い上がりました。

気を失った、子どものツルを、長い足でかかえた先頭のツルは、何事もなかったかのように、みんなに、言いました。
「さあ、もとのように並んで、飛んでいこう。もうすぐだ。がんばれよ。」
こうこうと明るい、夜更けの空を百羽のツルは、真っ白な羽をそろえて、
ヒワヒワと、空の彼方へ、次第に小さく消えていきました。


コメント (2)
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