ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「イボクサ(疣草)」 ツユクサ科

2024-09-27 08:03:23 | 日記
        「イボクサ(疣草)」 ツユクサ科
       創作花言葉は… 誇らない美しさ・慎ましさ・謙虚




  9月27日(金) 今日の和泉市の天気予報は “晴のち曇” です 。 
  24時間予報では、9時ごろまで マーク、昼・夜は マークが並んでいます。
  今朝の最低気温は5時の24.0℃(湿度90%付近)と、熱帯夜ではありませんが、
  また少しムシッとした感じが戻って来ました。昼間は32.1℃(湿度≒60%)を予想しています。
  一時の燃える暑さではありませんが、また残暑が復活するようですね。結構蒸し暑そう

  昨日の予報は “晴” でした。 24時間予報では、終日 マークがズラリと並んでいましたが、
  午前中は枯れたり曇ったりで、昼過ぎから青空が大きく広がりました。
  昨日は午前中にブロック注射を射ちに行って来ましたが、車から降りれも爽やかでした。
  暑いことは暑いのですが、カラッとして、歩くだけでは汗は出ません。仕事すれば出るんでしょうね



 今日の花は水田の畦などで見掛ける 「イボクサ(疣草)」 です。






いわゆる雑草、稲作の害草ですが、 良く見ると赤紫(青紫)の淡い色が上品で、優しい感じ、
とても雑草とは思えない美しさです。 花径は1.5センチほどの小さな花(一日花)です。





花に変化が少ないので、皆んな同じような写真になってしまいます。
アクセントに「ヒラタ君」に登場してもらいます。





「ヒラタアブ(ヒラタ君)」は一見「ハチ」のように見えますが、ハエ目・ハナアブ科の益虫です。
野菜の害虫としてアブラムシがいますが、このヒラタアブの幼虫がアブラムシを好んで食べるそうです。
人を刺したり噛んだりするようなことはありません。アブの中でもお腹が平たいため、ヒラタアブと呼ばれています。
成虫は花から花へ飛び回って花粉や花の蜜を食べるため、植物や野菜の受粉を助けます。
幼虫の時はアブラムシやカイガラムシなどの微小昆虫を好んで食べるため、畑の益虫として知られています。





JA 全農 農薬研究室》には… 水田の厄介な雑草:イボクサはツユクサ科の一年生雑草で、
4 月~11 月にかけて生育します。放っておくと、水稲に絡みつき押し倒すことにより、収穫作業にも支障がでます。



千葉県野田市HP》によると…典型的な「水田雑草」のひとつで、水田とその周りにたくさん生えています。
水深の変化に柔軟に適応でき、完全に水没しても大丈夫です。またある程度の乾燥にも耐性があり、
土が乾くと葉を折りたたむようにして耐え忍びます。ただ極端な乾燥が続くとさすがに枯れてしまいます。
8月から10月頃、葉のわきから直径1.2センチメートルくらいの花を咲かせます。花びらは3枚あり薄紫色。
外側に行くほど色が濃くなるようにグラデーションがかっています。
果実は長さ1センチメートルくらいの先がツンととがった形で、成熟すると3つに開いて中のタネを落とします。
葉のつけ根の部分にも小さな果実ができることがあります。



こんなに可愛い花なのに名前は 「イボグサ」 とは可哀そうな名前ですね。
この草の汁をイボに付けるとイボが取れる、と云うところから名付けられたそうですが、
現在ではそんな薬効は認められていないそうです (残念!・笑。





そんな厄介者の花ですから、誕生花の日も花言葉も有りません… 
この花の印象から勝手に花言葉を創作しました(笑。
古代に渡来した史前帰化植物で、日本、中国、朝鮮半島、台湾などに自生しているそうです。




 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは「百羽の鶴」の読み聞かせを題材にした絵をご覧ください。(6年生の作品です。
 読み聞かせ ⇒ 情景を絵にする… 一貫授業として小学校が取り入れているようです。
 ですがどの作品も似たような描き方が気になります。
 よくは知りませんが ‶こういう描き方もありますよ″ という統一した描き方の指導があるようです。 
 子供たちの自由な発想を妨げるとして賛否両論あるようですが、一つの画法として知っておいてもいいのかも知れないですね。
 もうすでに紹介した絵を載せる事が有るかも知れません。 ご容赦を・・・


下の月は湖に写っている月ですね。何重にも円で縁取られた月が印象的です。
       
 「百羽の鶴」 とはこんな物語です  奈良県大淀町役場HPより
〖冷たい月の光で、こうこうと明るい、夜更けのひろい空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽を、ヒワヒワとならしながら、百羽のツルが、飛んできました。
百羽のツルは、みんな、同じ速さで、白い羽を、ヒワヒワと、動かしていました。
首をのばして、ゆっくりゆっくりと、飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての、さびしいこおりの国から、昼も夜も、休みなしに、飛び続けてきたのです。
だが、ここまで来れば、行き先は、もうすぐでした。

楽しんで、待ちに待っていた、きれいな湖のほとりへ、着くことができるのです。
「下をごらん、山脈だよ。」と、先頭の大きなツルが、嬉しそうに、言いました。
みんなは、いっときに、下を見ました。黒々と、いちめんの大森林です。
雪をかむった、高い峯だけが、月の光をはねかえして、はがねのように、光っていました。
「もう、あとひといきだ。みんな、がんばれよ。」百羽のツルは、目を、キロキロと光らせながら、
疲れた羽に、力を込めて、しびれるほど冷たい、夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも、少しだけ、速くなりました。もう、あとが、しれているからです。
残りの力を、出しきって、ちょっとでも早く、湖へ着きたいのでした。
するとその時、一番後ろから飛んでいた、小さな子どものツルが、下へ下へと、おち始めました。

子どものツルは、みんなに、内緒にしていましたが、病気だったのです。ここまでついてくるのも、やっとでした。
みんなが、少しばかり速く飛び始めたので、子どものツルは、ついていこうとして、死にもの狂いで、飛びました。
それが、いけなかったのです。
あっという間に、羽が、動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へおち始めました。
だが、子どものツルは、みんなに、助けを求めようとは、思いませんでした。
もうすぐだと、喜んでいる、みんなの喜びを、壊したくなかったからです。
黙って、グイグイとおちながら、小さなツルは、やがて、気を失ってしまいました。
子どものツルのおちるのをみつけて、そのすぐ前を飛んでいたツルが、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変なことが起こりました。
前を飛んでいた、九十九羽のツルが、いっときに、さっと、下へ下へとおち始めたのです。

子どものツルよりも、もっと速く、月の光をつらぬいて飛ぶ、銀色の矢のように速く、おちました。
そして、おちていく子どものツルを、追い抜くと、黒々と続く、大森林のま上あたりで、
九十九羽のツルは、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
すばらしい九十九羽のツルの曲芸は、見事に、網の上に、子どものツルを受け止めると、そのまま空へ、舞い上がりました。

気を失った、子どものツルを、長い足でかかえた先頭のツルは、何事もなかったかのように、みんなに、言いました。
「さあ、もとのように並んで、飛んでいこう。もうすぐだ。がんばれよ。」
こうこうと明るい、夜更けの空を百羽のツルは、真っ白な羽をそろえて、
ヒワヒワと、空の彼方へ、次第に小さく消えていきました。
コメント (2)
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