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年越し相談村470人 1年前上回る

2022-01-04 | コロナ禍

東京・新宿

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(写真)相談を待つ人たち=1日、東京都新宿区

 東京都新宿区立大久保公園で開かれた「年越し支援・コロナ被害相談村」は1日、労働や生活、医療の相談、食料支援を求めて260人が訪れました。相談者は12月31日との2日間で470人にのぼり、1年前の3日間344人を大きく上回りました。

 旅行業の男性(45)は「コロナに感染し休業中に、辞めたことにされていた」として、レンタカー会社の男性(51)は「利用者激減でシフトを減らされた」と相談しました。

 すし職人の男性(65)は「客がこなくて雇い止めになり、所持金が3000円しかない」と相談し、調理師の男性(47)は「6月に解雇になり、ネットカフェに寝泊まりしている」と訴えました。

 12月に警備の仕事がなくなった男性(28)は「支援を受けることをためらっていたが、所持金がなくなった」。相談の結果、生活保護申請を決めました。

 この日は医療相談が25件と多く、長引くコロナ禍で「健康保険を持っていない」、「所持金がない」など医療を受けられない実態が明らかになりました。

 主催は、全労連、連合、全労協に加盟する幅広い労働組合や市民団体でつくる実行委員会。日本共産党の山添拓参院議員(弁護士)が法律相談テントで相談にのりました。

 

 

長引くコロナ苦「仕事ない」

年越し相談村に次々

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(写真)多くの相談者が訪れた「年越し支援コロナ被害相談村」=31日、東京都新宿区(画像を一部加工)

 コロナ禍の労働・生活・医療相談や食料支援を行う「年越し支援・コロナ被害相談村」が31日、東京都新宿区立大久保公園で開かれました。昨年に続く取り組みで、全労連、連合、全労協加盟の労組や市民・弁護士団体でつくる実行委員会が主催、第二東京弁護士会が協賛しました。

 冷え込むなか開始前から相談者が列をつくり、午後5時までに210人が訪れ、昨年の初日55人を大きく上回りました。性別が分かるうち男性109人、女性39人。8人が生活保護申請しました。

 農民連提供のコメやリンゴなどが並べられ、生活保護の申請同行、宿泊先支援、建交労の支援で自治体の清掃業務などが紹介されました。

 イベント会社で働く40代の男性は、前回に続いて相談。「スポーツの観客制限で1年で3回しか仕事がなかった。試験会場設営など日雇いの仕事でなんとか生活している」

 30代の女性は、上司のパワハラによる精神疾患で仕事を失い、「所持金4万円。当面の生活を何とかしたい」と相談。昨年3月にコロナ解雇され手持ち5000円の男性(55)は「貯金3万円で家賃は5万円で大変」と話し、清掃の仕事を紹介されました。

 フリーランスなど個人事業主の人も15人程度おり、「SE(システムエンジニア)で月100万円収入があったが、今は所持金500円で野宿している」と語りました。

 実行委員会の棗一郎弁護士は「コロナ禍が長期化し年初から仕事がないという人も増えている。国や自治体が失業対策事業を行うべきだ」と述べました。

 日本共産党の小池晃書記局長、宮本徹衆院議員、谷川智行東京都委員会副委員長、大山とも子都議団長が相談活動に参加しました。

 相談村は1月1日午前10時~午後4時も実施します。

 

 

安心の医療は政治の責任

都内 年越し相談村 小池氏ら参加

宮本氏聞き取り

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(写真)「年越し支援コロナ被害相談村」で医療相談に参加した小池書記局長(中)と谷川都委員会副委員長(右)=31日、東京都新宿区

 日本共産党の小池晃書記局長らは31日、東京都新宿区立大久保公園で行われた「年越し支援・コロナ被害相談村」(実行委員会主催)を激励し、相談活動に参加しました。

 医師でもある小池氏や谷川智行東京都委員会副委員長は、医療相談テントで相談に応じました。小池氏は、「健康の相談をよくきくと、コロナ禍で賃下げや失業に遭い、病院に行くことを控えている人が多いことが分かった。生活保護申請は、敷居が高く感じてためらう人も多かった」と指摘。「労働や生活の問題を取り除き、安心して医療にかかれるよう政治が責任を果たさなければならない」と強調しました。

 宮本徹衆院議員は賃下げなどの実態を聞き取りし、大山とも子都議団長は生活保護申請に同行しました。

 

 

「てのはし」が生活相談活動

田村副委員長ら支援に駆け付け

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(写真)TENOHASI(てのはし)の生活相談と食料配布活動=31日、東京都豊島区

 路上生活者らの生活全般を支援するNPO法人「TENOHASI(てのはし)」は31日、東京都豊島区の東池袋中央公園で年末年始の生活・医療相談や炊き出し、食料配布などの越年・越冬活動に取り組みました。

 「てのはし」の清野賢司事務局長は、新型コロナウイルス感染症拡大で一度崩壊した雇用がまだ回復しておらず、仕事をなくした人、給料が下がり生活が大変な人がいっぱいだといいます。

 「少し前とは違い、最近の炊き出しには20代や30代が当たり前にいるし、カップルや親子連れもいる。生活条件も以前の状態に戻っていない人が大量にいると実感する」と話しました。

 埼玉県川口市から食べ物を求めてきた男性(42)は午後4時から食料配布の列に並びました。ホームレス状態の生活を9月から続けているという男性は「以前は警備会社で働いていたが、6月に辞めた。今は家もお金も仕事もない。自分が抱えている問題を真摯(しんし)に理解してくれて、生活支援と社会復帰の相談ができる場所がほしい。明日も新宿の炊き出しに行く」と語りました。

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員、谷川智行都委員会副委員長・医師が支援に駆け付けました。

 

 

                                                                                               — しんぶん赤旗より — 


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