実態無視した回数制限 ― 財務省がやり玉にあげた 北海道標茶町を行く
政府・厚生労働省は、介護保険制度の訪問介護のうち、ホームヘルパーが調理や掃除をする「生活援助」の利用を厳しく制限する仕組みを来年10月から導入しようとしています。北海道東部の標茶(しべちゃ)町は、政府が利用制限の根拠に持ち出した調査資料で多数回利用がやり玉に上げられました。関係者を訪ねると介護の実態を無視した政府方針 . . . 本文を読む
2018年度の介護報酬改定に向けた議論で厚生労働省は、社会保障審議会の介護給付費分科会に、「生活援助」のサービス抑制の方針を示しました。介護の困難をさらに厳しくし、重度化を招きかねない提案です。
厚労省は給付費分科会で、介護職員らが在宅を訪問して行う介助サービス(訪問介護)のうち、掃除や調理など直接身体に触れない「生活援助」について、1日に複数回報酬の算 . . . 本文を読む
総選挙で「すべての子どもたちの幼稚園や保育園の費用を無償化する」(9月25日)と表明して、保育「無償化」を公約した安倍晋三首相。しかし、選挙が終わったとたん「認可外」は対象外とする動きが報じられ、保護者を中心に怒りが沸騰しています。政府は、批判の高まりに、あわてて一部の認可外は対象に含める方向で調整を始めたとされるものの、無償化をめぐる迷走ぶりは、安倍政権が、少子化対策に真剣に取り組む決意も展望 . . . 本文を読む
東京 労働者らが交流集会
2017年介護全国学習交流集会が22日、東京都内で開かれ、介護保険の改悪阻止、安全・安心の介護に向けて運動を交流しました。中央社会保障推進協議会、全日本民医連、全労連でつくる実行委員会の主催。
あいさつした全労連の介護・ヘルパーネット世話人の岩橋祐治さんは、「介護殺人」や介護離職が深刻な問題になっているのに安倍政権は介護保険を改悪し、利用者や家族に負担を押しつけ . . . 本文を読む