紙議員、声つまらせ訴え
「委員長、あなたは沿岸漁業者の苦しみを理解していますか」
日本共産党の紙智子議員が7日の参院本会議で、堂故茂農水委員長解任決議案への賛成討論で訴えました。
「イカの不漁で苦しむ漁師、クロマグロの漁獲規制を一方的に押し付けられて生活に困窮する漁師、サメが増えすぎてスケソウダラが取れないと嘆く漁師」―。涙で声をつまらせながら漁民の苦労を訴える紙議員の姿に議場は静 . . . 本文を読む
政府は6日、沿岸漁民の漁業権を大企業に売り渡す漁業法等改定案を閣議決定しました。漁業協同組合(漁協)や漁業者の生活を優先することで地域経済を支える制度を見直し、利益を優先する企業参入を広げていくなど、戦後の漁業制度を根本からひっくり返すものです。
同改定案は、養殖用漁業権の免許を、漁協を通さずに知事が企業などに直接与えること、地元漁民に優先的に与えられた定置漁業権(大型定置網を設置する権利) . . . 本文を読む