至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

12月31日:父母は我が身。

2013年12月31日 17時09分51秒 | 日記
12月31日(火)


いよいよ、大みそか。





一年の終わりに、「二宮尊徳一日一言」の本の

12月31日の一言。より




「父母は我が身」

父母もその父母も我が身なり

我を愛せよ我を敬せよ



この我が一身は、父母から授かったものであり、いうなれば祖父母の命であり、もっとさかのぼれば

先祖の命が込められたものです。こうした連綿たる命の系列伝統そのものですから、この一身を粗末にしないで

敬愛し、慎み深くあらねばならぬとのことです。



今年一年大変お世話になりました。


2014年が皆様にとって素晴らしい一年となりますようにおお祈りしています。


西村 甲汪















自己啓発 ブログランキングへ




心の浄化法

2013年12月30日 17時01分49秒 | 日記
12月30日(月)

新年を迎えるに皆様のご家庭でも大掃除をしたりしますが

心の掃除も、心がけてみてはいかがでしょうか?!


二宮翁道歌に次のような歌があります。


日々に積もる心のちりあくた

洗い流して我を助けよ



毎日知らないうちに心の塵や垢が積もっているのです。

この心の浄化を心がけねばなりませんが、身の回りの整理・整頓・清掃こそ

一つの重要な心の浄化に繋がることを実行すべきでしょう。







掃除と共に心の浄化も意識して今年一年の心の垢を洗い流しましょう!!






自己啓発 ブログランキングへ

感謝すること。。

2013年12月29日 19時13分07秒 | 日記
12月29日(日)


朝から青空が広がって、気持ちの良い年の瀬の一日でした。


今年最後の日曜日。


帰省ラッシュも始まって渋滞など大変なことも多いと思いますが、

皆様どうぞ安全運転で良い正月を迎えられるように気をつけてください。



いつもいかなる時も


感謝の心を持ちたいですね。


つらい時、苦しい時、悲しい時・・・・


生きていれば、様々な出来事に遭遇しますが


天が私たちに悟らせたい内容があるからこそ


目に見える現象を通じ教えてくださっていることが多いです。


自分の意思で生まれてきた人は、おそらくいないのではないでしょうか。


気づけば、命を与えられていたのです。


そう思えば、私は結果的存在です。


結果があるということは原因がある。


親の愛によって命は誕生し育まれました。


尊徳翁は報徳訓の中で「父母の根元は天地の令命に在り」

と言われました。



親もさかのぼれば、その親から、またその親からとずっとさかのぼっていくと


天から命をいただいたんだ。ということです。


生きているようで、実は生かされている。


一番根本的なことに感謝することが大事ではないでしょうか。


今年一年も、今生きていることに感謝して、まず身近な家族の方々にも


笑顔で共に、今生きて暮らせていることに感謝して


互いに褒め称えあいましょう。




来年が素晴らしい年となりますように。。。







自己啓発 ブログランキングへ

復讐より済民に志せ

2013年12月28日 19時34分01秒 | 日記
12月28日(土)

2013年もあとわずか。
今年は「やられたらやり返す。倍返しだ!」

という言葉が流行語にもなりましたが、・・

少し考えてみたいと思います。


尊徳翁は次のように語られました。


こちらから敵(かたき)を打てば、向こうからもその恨みを報いようとするに決まっている。

そうなったら怨恨が結んで解ける時がない。互いに復讐復讐と、ただ恨みを重ねるだけのこと

これが仏教でいうところの輪回であって、未来永劫に修羅道に落ちて、人道をふむことはできないだろう。

愚の骨頂で、悲しむべきものだ。また、たまには返り討ちにあうこともある。痛ましいことではないか。

これはかたき討ちというものが、道に似て道ではないからだ。

だから、復讐は政府に懇願するがよい。政府では草を分けて悪人をたずねて、刑罰するはずだ。

そうして自分自身は「恨みに報いるに直きを持ってす。」という聖語(論語、憲問篇)にしたがって、

復讐をやめて家を修め、立身出世をはかり、親先祖の名をあらわして、世の為に尽くし、人を救う

という天理の道をつとめるに越したことはない。これが子たる者の道 すなわち人道なのだ。

世間の風習は人道ではない。修羅道だ。



(二宮翁夜話より)



人としての正しき道を歩むこと。

日本ではいつの間にか善か?悪か?という価値基準から

「世間体」という価値基準に変わってしまったように思います。

空気を読め!とかKY(空気が読めない)など・・・


人が人として本来あるべき姿に返る時が、癸巳の今年です。


来年は甲午の年ですから、スピードに乗って目的地にたどり着けるか?

暴れ馬に振り落とされてしまうか?しっかりと手綱をさばけるか?明暗がはっきりとすることでしょう。

今年の心がけ次第です。


今年もあとわずか。幸福な明日の扉を拓きましょう!!



自己啓発 ブログランキングへ


善因善果は必然の輪回

2013年12月27日 18時31分47秒 | 日記

12月27日(金)


 


翁の言葉に


善因には善果があり、悪因には悪果を結ぶことは、誰でも知っていることだ。


しかし、この因果が、目前にきざして目前に現れるものならば、人々は恐れもし


用心もして、善種を植えて悪種を除くはずなのだが、具合の悪いことに、今日まく


種の結果は、目前にきざさず目前に現れないで、10年20年から40年、50年の


後に現れるものだから、人々は迷ってしまって、恐ろしさを感じない。嘆かわしい


事ではないか。


こうして善種をまかない上に、前世の宿縁があって、何ともいたしかたがない。


これが、世人の迷いの根元なのだ。けれども、世の中万般の事物は、原因がないもの


はなく、結果のないものもない。一国の治乱、一家の興廃、一身の禍福、みんな


その通りなのだ。恐れもし、用心もし、決して迷ってはならない。


(二宮翁夜話)


 


年の瀬を迎え、この一年の歩みを振り返りながら、良心に問いながら、悪因を


作ってしまったならば悔い改め、善因をまくことのできる生活に変えて、整理いたしましょう。


 


 


 





自己啓発 ブログランキングへ