至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

善因善果は必然の輪回

2013年12月27日 18時31分47秒 | 日記

12月27日(金)


 


翁の言葉に


善因には善果があり、悪因には悪果を結ぶことは、誰でも知っていることだ。


しかし、この因果が、目前にきざして目前に現れるものならば、人々は恐れもし


用心もして、善種を植えて悪種を除くはずなのだが、具合の悪いことに、今日まく


種の結果は、目前にきざさず目前に現れないで、10年20年から40年、50年の


後に現れるものだから、人々は迷ってしまって、恐ろしさを感じない。嘆かわしい


事ではないか。


こうして善種をまかない上に、前世の宿縁があって、何ともいたしかたがない。


これが、世人の迷いの根元なのだ。けれども、世の中万般の事物は、原因がないもの


はなく、結果のないものもない。一国の治乱、一家の興廃、一身の禍福、みんな


その通りなのだ。恐れもし、用心もし、決して迷ってはならない。


(二宮翁夜話)


 


年の瀬を迎え、この一年の歩みを振り返りながら、良心に問いながら、悪因を


作ってしまったならば悔い改め、善因をまくことのできる生活に変えて、整理いたしましょう。


 


 


 





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