至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

明日から修行にでます。

2012年06月27日 19時35分52秒 | 日記
6月30日(土)



今日で6月も終わります。

1年の半分が過ぎたわけですね。


明日から折り返し、下半期の出発でもあります。



さて、明日から1カ月間海外です。


修行に出ます。(笑)


留守にする関係上、ブログの更新もしばしストップいたします。


8月にふたたび再開いたしますので、よろしくお願いいたします。



それに伴い


毎月行っていた「ライフアップ講座」をどうしようかと悩んでおりましたが


有志の方々が


「せっかく続けてきたものをお休みするのはもったいない」

「微力ながら何かつなぎができないだろうか」と言ってくださいました。


本当に感謝です。


そこで


7月25日は「わらじづくりを体験しよう」ということになりました。



二宮金次郎が少年時代 父の代わりに村の仕事の手伝いに出ましたが


大人と同じようにはできません。


「せめて、自分に何ができるだろうか?」


そんな思いの中から、大人たちの足元を見ると


わらじが、ボロボロでした。


少しでも他のお役に立ちたいそんな気持ちから


よなべをしてわらじを作り


皆に配ったというエピソードがあります。


ただ、形だけのわらじ作りではなく


二宮金次郎少年がどのような思いで

どのような精神を持ってわらじを作ったのか?ということが


とても重要です。


形だけを相続するのではなく、その精神を相続する


そのような場になっていただければ幸いです。


では皆様!


下半期の出発の7月が皆様にとっても素晴らしい月となりますよう


祈願しながら行ってまいります。



西村 甲汪





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第9回 ライフアップ講座

2012年06月26日 18時43分18秒 | 日記
6月26日(火)

久しぶりの更新です。


今日は、第9回目の「ライフアップ講座」でした。


栢山の尊徳記念館に、40名ほどの方々がお集まりくださいまして


本当にありがとうございました。


今日は、新たな試みとしまして


「報徳訓」を書写する時間を持ちました。


報徳訓の意味合いを、もう一度感じながら


生かされた尊い命に感謝して、恩徳に報いる


実践を誓いながら、心を落ち着け願いを込めて


書写しました。


書写(写経)の歴史は1330年前から始まっているそうで


奈良の薬師寺を建立した、天武天皇からだそうです。


国家の安泰と万民の豊楽を願って始めたそうです。


一字一仏といわれるほど、一文字に真心をこめて書くことは


仏一体を彫るほどの功徳があるとされます。


今日こられた皆様の真心は必ず通じると信じています。




さて、来月は7月25日 尊徳記念館、体験実習室で行います。

内容は「わらじづくりを体験しよう」です。

夏休みですので、お子様連れでご参加ください。




7月1日から私ごとですが、一ヶ月間海外に修行に行ってまいります。

8月、またお会いできることを楽しみにしています。



西村 甲汪




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父の日

2012年06月17日 00時46分29秒 | 日記
6月17日(父の日)

今日父の日ですね。

二宮尊徳先生は14歳で父君を亡くされ、その2年後には母も他界。


苦労の中で20歳のときには家を再興していかれました。



実は私も、14歳のときに父親を亡くした身であります。


そして昨日6月16日が父の命日でした。


あの時の病院のベットの父の姿は今も目に焼きついております。


同じ14歳で父を亡くした立場で思うと尊徳先生は

どれだけ偉大かと実感として思わざる得ません。


親孝行、したいときには親は無し

などと言いますが、私は本当にそうだと実感しています。


今は、私も父親になりました。父になってわかること

親にならなければわからなかったこと

たくさんあります。


ただ、父が残してくれた言葉に

「他人に優しく、自分に厳しく。」

と言う言葉があります。


今、もう一度かみ締めながら生きております。


そんな父から、多くの徳を頂いたと心から感謝すると同時に


今度は子供にはもちろん、多くの人に喜びを与えられる人になりたいと


微力ながら精進していきたいと思います。


父の日を迎え、


是非皆様、普段言えない感謝の言葉を伝えてみてはいかがなものでしょうか。


心通わせる一日となりますよう


お祈りいたします。


全ての「お父さん ありがとうございます




西村 甲汪




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幸せってな~に?

2012年06月14日 22時41分17秒 | 日記
6月14日(木)


幸せを求めても、なかなか幸せをつかめない。


自分と自分の家族の幸せを誰しも祈願する。


ところが、なぜ 幸せをつかみきれないのか?


皆が、自分の、あるいは家族の幸せだけを考えていたら


それは、たとえば家の中に子供だけがいるようなものです。


「幸せになりたい!」のは


万人共通の願い。


しかし、家族の中に親がいなければ満たされないように


世の中にも 何百年に一人。まるで家族の中の親のような人


他のために生きよう!


そして、ひとを幸せにしないと幸せと感じられない人を


天は送られるようです。


二宮尊徳先生もそのひとりでありましょう。


「一生涯をただ世のため人のためだけを考えて・・・・
  一人でも一軒でも、一つの村でも・・安穏に生きていけるよう
  朝夕祈願してやまないこの身である。」

それが、尊徳先生の覚悟でした。




さて「幸せってな~に?」と聞けば家族が円満であることでしょう。

「円満」とは心が通じること。

つまり、幸せは心や思いが通じ合うこと。

その為には、心が開かれていなければなりません。


人の心が開く三つの秘訣は・・・

1.相手の幸せを思いやる心

2.人を尊ぶ心  人は誰でも尊いのです。見下されて心を開く人はいません。

3.笑顔で頭を下げること
 謙虚さであり、笑顔は他人の心だけでなく閉ざされた自分の心をも開かせます。


日頃、相手を思いやるより、自分を思いやってほしいと願い、相手に対して不満を言い

しいては人を見下し、笑顔がなくなる。なんてことはないでしょうか。


人間とはと人ので生きているのですから


心が通じ合い、思いが通じ合う家族

心が通じ合い、思いが通じ合う社会になれるよう


努力してみましょう。。




西村 甲汪






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尊徳先生の教え3 「積小為大」

2012年06月13日 20時46分43秒 | 日記
6月13日(水)


二日ほど体調を崩してしまいました。

皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

梅雨時期は何かと体調を崩しやすいものです。ぜひご自愛ください。


さて、尊徳先生の教え3は


「積小為大」です。

~二宮翁夜話より~

翁のことばに、大きな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるがよい。小が積もって大となるからだ。

およそ小人の常として、大きな事を望んで小さなことを怠り、できにくいことに気をもんで、できやすいことを勤めない。

それゆえ、ついに大きな事をしとげられない。

それは、大は小の積んで大となることを知らないからだ。

たとえば、百万石の米といっても粒が大きいわけではない。一万町歩の田を耕すのも、一くわずつの手技でできる。

千里の道も一歩づつ歩いて行きつくのだし、山を作るにも一もっこの土を重ねてゆくのだ。

この道理をはっきりわきまえて、精を出して小さな事を勤めてゆけば、大きな事は必ず出来上がる。

小さな事をいい加減にする者は、大きな事は決してできぬものだ。




地道な努力の重要さを述べたものです。

これは苦しかった子供時代、そして農村再建の様々な経験によって生まれた教えです。



何の努力もせずに、結果だけを求めることが多いものですが、

決して努力は「うそ」をつきません。

また、報われない努力はない。と信じます。

もし報われないとすれば、努力の方向性が天の道理と反しているからでしょう。



西村 甲汪




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