至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

4月最後のひとこと

2012年04月30日 13時35分26秒 | 日記
4月30日

4月最後の一日となりました。GWの真っただ中ではありますが、一言。



混迷の現代の中で、政治を行う方々へ

政策も様々御苦労もおありかと思います。が、
今の政治を見ていて思うことは、どうしても損得で政治がおこなわれているように
思えてなりません.(すべての方がというわけではありませんが・・)

手段方法を色々と語る方はおりますが、人間の尊厳性や中心軸となる価値観なしには、
根本的に解決の道はないように思います。

「価値観は個人個人違う!」という方も多いですが、もし仮にそうだとしたら決して
平和は訪れないと考えます。なぜならそのように主張すれば決して互いが相いれるこ
とが起こり得ないからです。その為に間違った「忍耐」や「我慢」をせざる得ないで
しょう。「自由」と言う言葉を共産主義者たちはよく使いますが、時ならぬ時に時の
ことを願う欲望に対しては「忍耐」「我慢」を教えなければなりません。子供の権
利?!そのことゆえに学校では教育者の権威もなくサラリーマン化した学校。自由!と
言いながら何の分別もない若者を教育しなければ単なるわがままになります。自由は
国家から守られているという原則なしにはあり得ないことをどれだけ今の若者がある
いは国民が考えているでしょうか?

個性を伸ばすことは大切ですが、人間として守るべき人間の尊厳性や人が人として生
きるべき価値観はしっかりと教育しなければなりません。日頃、私は二宮尊徳公の教
えをもとに、あるいは易教をもとに多くの方の悩みを聞きながらカウンセリングをし
ていますが、政治や教育に於ける手段方法論も確かに必要です、しかし環境を整える
以上に人間教育をどれだけ真剣に考えてくれる社会ができるかがもっと重要であるよ
うに思います。家庭は社会や国家の最小単位であると思います。今、この家庭が崩壊
の危機にある事にどれだけ目が向けられているのでしょうか?単に経済の問題ではな
く、単純に親や先祖を尊く思い夫婦や親子が為に生きあう家庭と成りえているでしょ
うか?自己中心の沼にはまって、もがいている世の中の人たちは、互いに権利ばかり
を主張し争っています。

人権という名の下、自分たちの権利を得ようと他人を追及する。
これからの日本を支える子供たちをどこへ舵取りする気でしょうか?
今年は世界的に国のトップが変わりますが(選挙の年)、正しい見識を持たなければ
ならない時であることを暦は教えてくれています。有権者自体が成長しなければなりません。
政治をする方々にお願いしたいのは二宮尊徳公の教えは単なる政治経済の立て直しで
はありません。乱れた「心田開拓」でした。

今の日本の国民の心の所在をしっかりと見つめて政治の舵取りをしていただきたいと
思います。
2012年は簡単な年ではありません。今年の決断が今後を左右する時であることは間違
いありません。

 私も微力ながら「希望の明日を拓く会」なるものを立ち上げ、人々の心の在り方や
精神を高めていくことを取り組んでいます。

尊徳が夢見た未来が、今ここにあるのか・・・・?
真の平和を願います。それには、まず心の在り方から変えていかなければならないと
思います。

                         西村 甲汪

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1 コメント

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Unknown (akiaki)
2012-05-02 14:58:47
本当にそう思います。

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