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生徒の会見に感じた違和感

2013-01-22 17:38:17 | 日記

体育募集中止が決まった大阪市立桜宮高校の運動部員8人が体育科継続と教師の入れ替え反対を訴える記社会見をし、涙ながらに語る姿がマスコミで報道された。「自分たちの心の傷は同じ傷を受けた先生にしか治してもらえない。」とか「自殺で仲間を奪われ、支えてくれた先生や体育科を奪われてつらい。」など口々について出る言葉は、自分たちのことばかりで亡くなって間もない自殺をした仲間や遺族の心情には一言も触れていない。アンケート調査では大勢の生徒が体罰の実態を黙認し、それが校内で罷り通っていたことが抜け落ちている。市役所で記者会見する勇気があるのなら何故体罰の実態を教育委員会へ訴え、駄目なら記者会見するぐらいの勇気が持てなかったのか。涙ながらに体育科募集中止等を訴える姿に違和感を感じたのは私だけだろうか。世論も「生徒が可哀そうだ。」と言う前に看板掛け替えでもいい、これを改革の第一歩にすべきだと前向きに考えるようにしたらどうだろうか。(2013年2月16日付ニュース和歌山掲載)