悠翠徒然

画像中心

藤田嗣治展 補足

2016-11-08 21:09:07 | Weblog
デッサンの見事さに驚きをました。

早書きで有名だったようなのですが、チョチョイと書いた人物のデッサンが凄いのです。

何が凄いって、『目』が凄い!

あんなに語る目の表情を見たことはありません。

生きているのです。















どうですか〜

もう藤田嗣治のデッサン力に驚愕です、、、


次に驚いたのは、細い線の綺麗なこと!

輪郭を細い線で長く書いてあるのですが、製図のような正確さです。

髪の毛のような線をあれだけ長く、どうやって書いたのか不思議です。

サインがとても緻密な線で描かれていることにも驚かされます。

自画像をみると、そこには硯と墨が!



多分面相筆を使って書いたのだと思います。

きっと書道の腕前も相当良かったのではないでしょうか。




武蔵野は寒い

2016-11-08 14:44:25 | Weblog
都内より数度下がっているのではないだろうか。

味の素スタジアム側のロイホで昼食中なのですが、そこそこに寒い。

ガラス面が広いからでしょうかね。

『レオナール フジタ展』を観た帰り道に寄っています。

とても良い展覧会でした。

藤田嗣治(ふじたつぐはる)の80年の生涯をざっと感じる事ができました。

府中市美術館は府中のもり公園の中にありました。



武蔵野の面影を残す木々が色づき始めていまし た。



こんな小径を歩くと、半世紀ほど前の子供頃の記憶が蘇ります。



入り口は結構小さいのです。



中に入るとレオナールフジタが待っていました。



撮影できるのはここまでです。

芸術家の人生は悲しくも戦争と関わる事が多いものです。

それを直接食い止めることはできなくても、そうならない様に訴えかけることはできるかもしれません。

時に逃げ出しても戦うことを諦めない事が大切ですね。

『君はいい時代に生まれたね。大切に使いきってくださいね』

と言われた気がしました。



レオナール フジタ

2016-11-08 08:29:12 | Weblog
今日は『レオナール フジタ展』に行ってきます。

見た目は変なおじさんだけれど(笑)とてもシュール



昨年公開されたオダジョーが主演した『FUJITA』はまだ観ていません。



オダジョーのフジタは可愛い感じですね。

美術大学のキャンパスに居そうです。

戦争に人生を翻弄された人生でしたが、たどり着いた先は彼の求めていたところだったのかもしれません。

それを彼の作品から感じ取る事ができたら、嬉しいです。

美術の秋とは言うけれど、観たいものがめじろ押しで困っちゃうなぁ〜

今の日本に住むことは、そんなに悪くないと思いますよ、フジタさん。

それも、皆さんのおかげです。