悠翠徒然

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金文

2016-11-02 23:36:53 | Weblog
青銅器に鋳込まれた文字を金文と言います。

骨や甲羅に刻するのは直線的にならざるを得ませんが、青銅器に鋳込む場合場合曲線も表現できるのです。

こんな感じ。



そしてこんな感じ。



『殷』の甲骨文字は神との交信に使われましたが、『周』の青銅器に鋳込まれた金文は、人と人を結ぶ文字として使われたのです。

中央政権から地方へ契約や命令、指示などに使われたり、子々孫々に伝える家訓などを鋳込まれてなどして広い範囲で使われました。

地方に伝わった金文は、それぞれの地方で独自の発展をとげます。

そして次第に周の金文とは違う文字になって行くのです。

そしてそれは『篆書体』の成立ににつながっていくのです。

次回は『篆書体』について〜

お楽しみに!








三千年のたび

2016-11-02 17:14:40 | Weblog


三千年の旅に行って来ました!

八王子へ(笑)

富士美術館で行われている『漢字の歴史と美 漢字三千年』に行って来ました。

NHKで紹介された為なのか、何かの力が作用したのかはわかりませんが、平日なのに八王子の山にある駐車場はいっぱい!

言うほど拓けてないわけではありませんが(笑)



館内は中国側の配慮によりフラッシュ無しの撮影ならOK!

撮りまくって来ましたよ〜

入り口はこんな感じ。




この二人知り合いではありません。

今日も単独行動です(笑)

まずはこちら



説明文は



文字以前の、マークのようなものでしょうか。

でも似たような象形文字ありそうですよね。

次はこちら



アップにすると



杉の木みたいですね。

解説文はこちら



紋章かぁ〜

なるほどー

さて次は甲骨文

まずは大型哺乳類の大腿骨に掘られた文字



アップにできずすみません、、、

想像しているより文字は小さいです。
何度見ても、毎回そう思うから不思議(笑)

そして亀の甲羅に掘られた文字



ちょいと斜め手前からの構図なので、亀の甲羅とは分かっても、文字が見えませんね。

すみません、、、

これも、大腿骨に刻まれた文字と同じぐらいの大きさの文字なので、やっぱり小さい!

半分から右と左に同じような長さの文章を刻むので、一文字は小さくしないとおさまりませんものね。

おおきな亀やおおきな動物も、そんなにたくさんいるわけじゃないですしね。

占いのためだけにに殺したのか、生贄にした後利用したのか、食用の後に占いに使ったのか、どうなんでしょうか?

まずは甲骨文まで〜

次回は金文からだよ〜

お楽しみに!

楽しみじゃないか(笑)








行きたい展覧会

2016-11-02 09:02:40 | Weblog
まずは八王子にある東京富士美術館で開催中の
『漢字の歴史と美 漢字三千年』



甲骨文字や金文など漢字の始まりから展示されているようです。

台東区にある『書道博物館』にも、たくさん展示されていますが、新しい物が見られるとしたら楽しいですよね。



次は、また八王子にある帝京大学総合博物館で開催中の
『日本書道文化の伝統と継承 かな美への挑戦』
に行きたいです。

帝京大学創立50周年と同大書道研究所の創設40周年を記念して開催しているそうです。

戦前からありそうな大学名なのでもっと歴史があると思っていましたが、創立は戦後なんですね。

古代から現代までの珠玉の87点を展示しているそうです。

入場無料だそうですよ。

富士美術館とハシゴできるかもしれませんね。

でも、八王子って広いですからね〜


さて次は府中市美術館で開催中の
『レオナード藤田展』

画家 藤田嗣治(1886-1968)の作品110点が見られるそうです。
戦前に画家として活躍し、戦後は戦争画家として活動を糾弾され追われるようにしてフランスへ移住し、キリスト教に改宗。
そして礼拝堂建築と壁画制作に打ち込んだそうです。
彼の画家として人間としての葛藤をその作品に見ることができるのではないでしょうか。

自分が藤田と同じ時代に生まれていたとしたら、、、

藤田の苦悩は藤田だけでおしまいにしないといけませんね。


他にもこんな展覧会に行きたいです!











うれしい悲鳴を上げたいところですが、時間を作らなければ!

今日から積極的に動かないという間に合わないです。

行動あるのみ!

頑張ります〜