やまんばのひとりごと

あと何年 健康で生きられるかわからないけどその日まで この世に生きた足跡を残していきたいな。

61年前の同級生

2019-11-09 16:26:22 | 日記
わたしは高度難聴なので電話ができない。次男が 受け取って連絡してくれる。

私は必要な時は スマホやパソコンのメールで充分役に立つのだが 60年前にはそんなものはなかった。

お母ちゃん 五木田さんという人から電話があったよ。同窓会名簿を作るのに 返信がないので 前の名簿を見て うちに電話してきたんだって。

私は越境して 進学校と言われる学校に行ったので 実家の近くに 仲間はいない。
仕事の現役時代は 同窓会どころではなく 友に会いたいとも思わなかった。
退職したら 耳が突然聞こえなくなって 友と会っても 話ができないので すっかり同窓会に出るのもあきらめていた。

18歳で高校を卒業して以来 一切 名前も思い出したこともなかったのに 次男から五木田さん という名前を聞いた途端 高校生の彼女の顔が浮かんできたのは不思議だ。
61年間 思い出しもしなかったのに‥‥。

多分 一番の親友だったろう。出しゃばりではなく 休み時間にはよくおしゃべりをした。ストレートへヤーで 色白で 背は私とおんなじぐらい。
走るのが早く 大股で走っていた。 数Ⅲの問題の解き方を教えたことも覚えている。

彼女は 高校卒業後 就職したと思う。もぅ一人思い出すのは 斉さん。英語の発音が素晴らしかった。バスガイドになったと聞いている。

たった1本の電話があったことにより 64年前の入学式や 61年前の卒業式のことを思い出したのには 自分でも驚いている。
みんな79歳になったんだろうなあ。半分の人は亡くなったんじゃないかしら。
今 逢っても だれがだれかわからないだろうなあ。

同窓会に行く?

ウーーン みんなの年老いた顔を見るより 私の老いた顔を見られたくないから行かない!