贔屓にしている精肉店に行くと、今まで見たことがない肉入りの袋がズラリと並んでいました。
いつものように『カレー・シチュー用牛肉』を注文しましたが、初めて目にする肉の入った袋が気になって仕方ありません。
「この肉は何ですか?」
と、尋ねると。
「牛スジ肉で、おでんや肉じゃが、カレーに使う方もいますよ!」
の、答え。
500gで800円程で、安いか高いか分かりませんでしたが、試しに牛スジ肉も買ってみる事にしました。
買ってきた責任もあり、おでんでも作ろうかと思いましたが、大根やら蒲鉾やらその他諸々の材料を買い出しに行くのが大変です。
我が家の冷蔵庫の野菜室を見ると青い葉が付いた白ネギがあったので、コンニャクだけ買って『牛スジ煮込』を作ることにしました。
私の強力な助っ人 “ヘルシオホットクック” の出番です。
レシピを見ると『牛スジ … 500g 』と書いてあり、分量もピッタリです。
『牛スジ煮込』を作る場合は『カレー』と違い、2度に分けて調理します。
1回目は、牛スジ肉と白ネギの青い葉とショウガと水を入れて加熱しアク取りをするのです。
前に『豚の角煮』を作った時と同じ要領なので大体わかります。
レシピには『しょうが、白ねぎの青い部分 … 各適量』とあり、料理をやって者にはこの『適量』がよく分かりません。
まさに “テキトー” です。
加熱が終了したら、牛スジを洗って食べやすい大きさに切り分けます。
コンニャクを手でちぎり、塩をふって軽くもみ、湯通しします。
全てレシピの指示通りにやります。
軽く内鍋を洗い、牛スジ肉とコンニャク、酒、みりん、砂糖、醤油を分量通りに入れます。
あとは、メニューで『牛すじの煮こみ』を選んだらスイッチオン!
1時間半後にはできあがりました。
味はよかったのですが、牛スジはコリコリで、前歯が心配になり調理バサミで小さく切って食べました。
レシピをもう一度見ると、一番下のところに、
『※牛すじを塩麹(40g)に一晩漬けてから調理すると、より柔らかく仕上がります。』
と、書いてありました。
オイオイ、大事な事は一番最初に書いてて欲しいよなー…
やはり 器用な方はお料理もすぐマスターされますね。
また お台所を自由に使わせてくれる奥さまも偉いと思います。
多分 片付けまできっちりされるからだと思います。
旅行記、毎日楽しく拝見しています。
一昨年、琵琶湖畔を愛車で走り、懐かしい思いで読ませてもらいました。
「料理は 後片付けまで含めて料理ですから!」
なんてネ!