goo blog サービス終了のお知らせ 

TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

【革細工 第2弾】スマホケース…その②

2021-08-22 10:23:00 | 革細工
 “革細工 第2弾” と言っても、スマホケースのストラップの交換だけを考えていました。

ビニール製のストラップを、余っている革の切れ端とホック金具を使って作りかえるだけです。

縫う必要もないので簡単に終わりそうです。

まず、少しヒビ割れが出はじめたビニール製のストラップを取り外しました。


ほぼ同じサイズで同じ造りのストラップを、今度は革を使って作るだけです。


革の色はどれにしましょう… 。


スマホケースが黒に近い焦茶色なので、少し明るい黄土色にしました。

ボールペンで型取りし、刃を交換したばかりのカッターナイフでストラップのパーツを切り抜きます(パーツと言っても単に両端を少しだけ狭くした長さ15cm程の細長い革の紐ですが… )。

ビニール製のストラップの両端にはホック金具が付けてあったので、革のストラップにもホック金具を取り付けます。

娘が残したレザークラフトの箱には、何種類かの金具と金具を取り付ける工具が入っていました。



ホック金具を取り付ける時の穴を穿つポンチと呼ばれる工具も2種類ありました。



解説書を見ながら、ポンチで穴を穿ち、ホック金具を取り付けました。




思っていたより簡単に、あっけなく出来上がってしまいました!


      <その③につづく>















【革細工 第2弾】スマホケース…その①

2021-08-20 11:11:00 | 革細工
以前、スマホを落としてしまい画面にヒビが入ってしまったことがありました。

画面を保護するカバーガラスを貼ってはいたのですが、画面の縁を地面に打ちつけたようで、カバーガラスは役目を果たさなかったようです。

その時は、加入していたモバイル保険を使って修理をしたのですが、修理ついでに画面を守る蓋の付いたスマホケースを購入しました。


カバーガラスを貼るのと同じ位のお手頃なお値段だったので、
「蓋付きのこっちの方が安心かなぁ… 」
と思い、選びました。


私は暇があればノコやカナヅチを手に日曜大工をやっています。

ペンチやドライバーなどの小さ目の工具はすぐ取り出せるよう、ついポケットに突っ込んでしまうのです。

そのポケットにはスマホが入っているということがよくあります。

これまで、画面を割るほどの事はありませんでしたがカバーガラスにキズを付けてしまった事があったのです。

そんな時でも蓋の付いたスマホケースなら安心です。

という訳で蓋付きのスマホケースに替え、デッキ作りも葡萄棚作りも記録写真を撮りながら無事に完成させることができました。

でも、お値段は正直でした。


材質はビニール製で、僅か数ヵ月で糸の解れが出てきたり、ストラップ部分には小さなヒビ割れが出はじめたのです。

まだ充分使えますが、それほど遠くない先にビニール製品特有のヒビ割れや擦れによる剥がれが出てくるのは間違いありません。

『ヒビ割れが出はじめているストラップ部分だけでも、本革に付け替えてみようかなぁ… 』

と考え、動きはじめたのでした。


      <その②につづく>















カメラケースをリメイク…その④<完成編>

2021-08-16 09:06:00 | 革細工

ポンチを使わず、千枚通しでブスブスと穴を穿っただけの針穴なのでなかなか針が抜けず苦労しました。

おまけに、ロウ引き糸は一般的な糸より太く、スムーズに糸が抜けません。

一針一針、ラジオペンチプライヤーで挟んで、強引にロウ引き糸の付いた針を引っ張り出しました。

「 ウームなるほど… 、面倒でも針穴を一つひとつポンチを使って開けないと、結局は縫う時に苦労するんだ… 」

と、妙に納得したのでした。


何とか、革のシートから切り抜いたパーツを帆布に縫い終わりましたが、カメラケースの蓋部分がペラペラで貧弱です。

また、蓋部分を上に開くと革の裏面が丸見えで見た目がイマイチなのです。


そこで、蓋部分だけを裏打ちすることにしたのでした。



元のカメラケースの蓋部分に取り付けてあったマグネットの金具も付け替え、蓋がカチッと閉まるようになりました。




自分で言うのもナンですが、不揃いな縫い目もハンドメイド感があり、なかなかいい味が出ています。


私の初めての革細工製作は、カメラケースのリメイクでした。


      <お・し・まい!>








カメラケースをリメイク…その③

2021-08-14 13:36:00 | 革細工
革細工の知識がほぼない私ですが、娘がレザークラフトをやっていた時の解説書は残っていました。



縫い針やロウ引きされた糸、革のシート、ポンチ(針を通す穴やカシメを施すための穴を開ける道具)等も残っていたので、いつもの “何とかなるだろう精神” で始めていたのでした。


まず、革のシートにカメラケースの背面部分から蓋部分にかけてのパーツを型取りし、それをカッターで切り抜きます。


縫い合わせる革の端の部分をカッターやノミを使って薄くしていきました。




革のシートは、本来はバッグを作るためのパーツで、針穴を開けるための目印が部分的につけてありました。



針穴を開けるときは、次の写真にあるステッチンググルーパーで縫い目ラインを引き、ステッチルレットで等間隔の針穴の目印を付け、ポンチで一つひとつ針穴を開けるというのが正式なやり方みたいです。



でも、革細工🔰の私の場合は目印がある部分は千枚通しで針穴を開けていきます。

そして、目印のない部分は目分量で等間隔になるよう適当にブスブスと千枚通しで穴を穿っていきました。




残っていたロウ引き糸を使い帆布と縫い合わせましたが、千枚通しで適当に穴を穿ったので、やはり縫い目は不揃いでジグザグになってしまいました。


      <その④につづく>










カメラケースをリメイク…その②

2021-08-12 14:21:00 | 革細工
ボロボロになったカメラケースを見つけた時、なんだか可哀想になってしまいました。

買った当時はあれだけ大事に持ち歩いていたのに、それに代わるものが手に入ると引出しの奥に蔵われ忘れ去られていたのですから… 


ボロボロになったカメラケースは捨ててしまうという選択肢もありましたが、何とかもう一度息を吹き返してやることはできないだろうか… 。

その時に思い付いたのは革細工でした。







「上手くできるかは分からないけど、やってみよう!」

そう思うが早いか、ボロボロになったカメラケースの縫い糸を解き始めていました。


カメラケースを分解したものの、その時まで私には革細工の知識は殆どありませんでした。

革細工に興味はあったものの、革の裁断の仕方も糸の縫い方も留め方も全く知らなかったのです。


      <その③につづく>