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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

福音の道しるべ 130

2013年10月03日 | 日記

    

     福音の道しるべ 130 

 しかし、ルシファーが天の支配者になるには、その支配下に置かれる臣民が必要であった。自分で創造することはできないので、神の王国から臣民を盗まなくてはならなかった。そうするには、自分が政権を握れば、神の政権下よりもはるかに優れたまつりごとがなされると、神の臣民を納得させる必要があった。彼は、神の政府と、その統治の基礎となっている律法を攻撃した。そしてその結果、多くの天使たちの心を奪ったのであった。彼は、次のような主張をして、神を告発した。

1.天使たちは完全な者として創られた。完全なのだから、彼らを治める律法は必要ない。神は、彼らを制限し、奴隷のように縛りつけるために律法を課した。

2.神は利己的で、自分自身も律法を守ってはいないのに、全臣民にそれを強要している。

3.被造物の中で、律法を守れた者はひとりもいない。全被造物のトップに君臨する自分が守れなかったとしたら、他に誰が、それを完全に守れるだろう?

 これら三つの告発は、神の王国にとって致命的に思われた。ルシファーは王国中をめぐって天使たちの心に疑いの種を植え付け、創造主への愛と忠誠を揺るがした。最初は、天使らの半分近くが彼に耳を傾けた。御子が説得を試みた後でさえ、なおも全体の三分の一がルシファーの味方についた。反逆者に欺かれたこれらの天使たちが、神に対して陰謀を企てたために天から追放されたとき、父なる神はどれほど心を痛められたことだろう!

 天において高い地位を占めていたために、ルシファーの影響力はかなりのものであったに違いない。自分は広い視野で物事を見ることができ、他の天使たちには見えない神の品性の隠れた部分まで見ることができると、彼は論じたはずである。これらの巧妙な主張は、多くの天使らの忠誠を揺るがすのに十分であった。このようにして、神の品性と律法に対する反逆が、天で始まったのであった。

 

  新生への道 7 弟子としてのテスト ④

 キリストのうるわしい人格は、彼に従う者のうちに見られるようになります。神のみ旨を行うことがキリストの喜びでした。神の愛と栄光をあらわそうとする熱情は、救い主の生涯を動かしていた力です。愛が救い主の行動をすべて美化し、高尚にしたのです。愛は神から来るものです。まだ清められていない心はその愛をつくり出すことも、生み出すこともできません。それはただ、イエスが支配する人の心にだけ見いだすことができます。「わたしたちが愛し合うのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからである」(Ⅰヨハネ4:19)。神の恵みによって新しくされた心のうちでは愛が行為の原則となります。愛は性格を改変し、衝動を支配し、欲情を制し、また敵意をおさえ、愛情を高尚にします。この愛が心のうちに宿り、あたりに高貴な感化を及ぼすのです。


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