愛する人を亡くされた方のために 第199回 （内村鑑三著 「キリスト信徒の慰め」より翻案・現代語訳）
ある日、私は彼女の墓を訪ねて、塵を払い花を手向けてお祈りをしようとしていました。その時、小さな声を聞きました。それが神様の声なのか、彼女の声なのか分かりませんが、その声がこうささやきました。「あなたはなぜ愛しい人のゆえに泣くのか？あなたは今も彼女に償う機会と時間を持っているではないか。彼女があなたに誠実を尽くしたことは、何かの報いを受けるためではなかった。それはあなたに尽くす真心と犠牲を通して、あなたが心を翻し、神様とこの国のために全身全霊で尽くすようになるためだったのだ」
「それだから、もしあなたが心から妻の犠牲と愛に報いたいと願うなら、あなたの隣人と国民へ真理を教えて奉仕しなさい。家が無くて道端をさまよう老婦人は私である。私に尽くそうと思うなら彼女に心を尽くしなさい。貧しさのために身を恥辱と金で売る哀れな少女は、私である。私に報いたいと思うなら、彼女を救いなさい。早くから父母と別れ、頼る人もなく苦労している少女は私である。あなたが彼女を慰めるなら、あなたの妻と私を慰めることである。
いつまでも悲嘆と後悔に浸っていても無益である。早くあなたの家に帰り、志を高くして、愛と善行に励み、神の国に来た時には、多くの勝ち取った魂と共に入り、主と私を喜ばせなさい！」
後の雨を受けるための4つの条件 第12回
天の神様が、シナイ山にお姿を現された時、境界を設けるようにイスラエルに指示されました。
「あなたは民のために、周囲に境を設けて言いなさい、『あなたがたは注意して、山に上らず、また、その境界に触れないようにしなさい。 山に触れる者は必ず殺されるであろう』」（出エジプト19:12）。天の父がおられる所は、聖なる場所です。
「あなたがたは神の宮であって、神の御霊が 自分のうちに宿っていることを知らないのか。もし人が、神の宮を破壊するなら、神はその人を滅ぼすであろう。なぜなら、神の宮は聖なるものであり、 そして、あなたがたはその宮なのだからである」（１コリント3:16、１７）。
「あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい」（コリント6:19、20）
皆さんは、脳と胃が神経によってつながっていることをご存知ですか？もし、不健康な物を食べるなら、必ず脳に影響を及ぼすことになります。
過去においても、この食欲によって、多くの失敗がありました。私たちが健康を保とうとするならば、神様が定められた健康の法則に従わなければなりません。どうか、自分の好みではなく、神様の栄光のために食事をしてほしいと思います。獣の刻印と、食べ物とを引き換えにすることが出来ますか？ 主にのみ、従わなければなりません。天の父は、世の救い、私たちの救いのために健康の法則を定められました。
