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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

福音の道しるべ 77

2013年08月07日 | 日記

 

    77

 「宗教儀式、祈り、讃美、悔悟の念からくる罪の告白は、香として真の信者から天の聖所へとのぼっていくが、あくまで人性という堕落した経路を通過している。それらは汚れているため、血によって清められなければ、神にとって価値あるものとはなり得ない。それらは、しみのない純潔な状態でのぼっていくわけではなく、神の右におられる仲保者が、ご自分の義によって提示し、清めて下さらない限り、神に受け入れられるものとはならない。地上の聖所から立ちのぼるすべての香は、浄化作用のあるキリストの血のしたたりで湿らされなければならない。キリストは天父の御前で、世の腐敗に染まっていない、ご自身の功績という香炉を持たれる。彼は、ご自分の民の祈りと讃美と告白をこの香炉の中に集め入れ、ご自身の汚れなき義をそこに加えられる。キリストの贖罪の功績で芳しくされてから、神の御前に立ちのぼった香は、十分かつ完全に受け入れられるものとなっている。それから、慈悲深い返答がなされる。

 ああ、すべての服従、すべての悔恨、すべての讃美と感謝は、キリストの義の燃えさかる火で焼かれねばならないことを、皆が悟れるよう願うものである。この義の香りは、贖いの座をとりまいている雲のように立ちのぼる」(セレクテッド・メッセージ一巻344ページ)。


   原稿:世界を救う愛の預言 ② 預言されていたキリストの出現 

クリスマスの物語に出てくる、東の国の三人の博士の話は、日本でもよく知られています。世界の救い主がお生まれになったことを知った東方の博士たちが、ラクダに乗ってユダヤへ旅し、ついに救い主にお目にかかり、たくさんの財宝をお祝いとして差し出す、という美しい物語です。

これは聖書の中だけに記されている物語ですが、これをもとにしてアメリカの歴史家であり牧師であったヴァン・ダイクは、1896年に、『もう一人の博士―アルタバンの旅』(新教出版社)という本を書きました。三人の博士に後れをとった四番目の博士アルタバンは、ただ一人救い主を探す旅に出て、さまざまな苦労の末、ついに救い主に出会うことのほんとうの意味を知るという内容です。この本の中で、ヴァン・ダイクは博士たちが救い主の誕生を知ったいきさつを次のように書きました。

「その預言をしたのは、ユダヤ人のダニエルです。(注・紀元前600年代に活躍した預言者。バビロン王国に捕囚となったが、神様を信じる信仰と知恵により、バビロンやペルシャの大臣となった)あの、夢を解く、すぐれた力の持ち主で、国王たちの顧問で、われわれの偉大なクロス王が、もっとも敬愛していたべルシャザルのことなのです。正しい預言をする人、永遠なる神のお考えを読み取る人であるとダニエルみずから、人々の前で証明しました。これから述べるのは彼が書き残した言葉です」。……『それゆえ、エルサレムを建てなおせという命令が出てから、メシヤなる一人の君が出るまで、7週と62週あることを知り、かつ悟りなさい』(ダニエル書章25節)

「エルサレムを建てなおせと言う命令」という言葉は、旧約聖書の預言書『ダニエル書』9章25節にありますが、救い主出現の年代を預言したものです。古代史を調べると、「エルサレムを建てなおせ」という命令は、ペルシャのアルタシャスタ王の第7年、紀元前457年に出されたことがわかります。(エズラ記7章7~9節参照)「7週と62週」は、ユダヤの預言年代の計算法で、まず、7週と62週を合わせて69週、その69週を日数になおして483日。次に一日を一年と数えて483年と計算します。つまり、紀元前457年から483年後の紀元27年に救い主が出現するというのです。



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