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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

福音の道しるべ 31

2013年06月21日 | 日記

              

    31

アブラハムに要求された犠牲は、彼自身のためとその後の子孫のためばかりではなく、天と他の諸世界の罪のない者たちの教訓のためでもあった。キリストとサタンとの争闘の場、すなわち、贖罪の計画が行われるところは、宇宙の教科書である。アブラハムが神の約束に対する信仰の欠如をあらわしたために、サタンは、天使たちと神の前で彼を非難し、契約の条件を破ったので、祝福に値しないと言った。神は全天の前で、神のしもべの忠誠を試み、完全に服従すること以外は何物も受け入れられないことを実証して、彼らの前に救いの計画をさらに明らかに示そうとされた。

 天の住民たちは、アブラハムの信仰とイサクの服従が試みられた光景の目撃者であった。試練は、アダムに臨んだものよりははるかにきびしいものであった。アダムに課せられた禁令に従うことには苦痛はなかった。しかし、アブラハムに与えられた命令は、最も苦しい犠牲を要求した。全天は驚嘆と称賛をもって、アブラハムの断固とした服従を見守った。全天は彼の忠誠に賛嘆の声をあげた。サタンの非難は、偽りであることが示された。神はアブラハムに言われた。「あなたの子、あなたのひとり子をさえ、わたしのために惜しまないので、あなたが神を恐れる者であることを、〔サタンの非難にもかかわらず〕わたしは今知った」。他の諸世界の住民の前で、誓いをもってアブラハムに約束された神の契約は、服従が報われることを証明した。

 ・・・アブラハムに、その子をささげよという命令が与えられたときに、全天の関心がそれに注がれた。彼らは、緊張して、この命令が実行される段階を見守った。「燔祭の子羊はどこにありますか」とイサクがたずねたとき、アブラハムは、「神みずから燔祭の子羊を備えてくださるであろう」と答えた。父が今にもむすこを殺そうとしたとき、彼の手がとめられて、神が備えられた雄羊がイサクに代わってささげられたときに、贖罪の神秘が明らかに照らし出されて、人類のための神の驚くべき準備が、天使たちにさえ明瞭に理解されたのである。


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