福音の力を体験せよ 140
“罪を犯さないでおこうと思うなら、その最初から罪を避けなければならない。あらゆる感情と願望は、理性と良心に従属しなければならない。”(5T177)
“良心とは、人間が自らの激情と戦うときに聞かれる、神の声である。良心が抵抗を受けると、神のみ霊が嘆き悲しむ。”(5T119)
皆さんがつまずくことのないように、また皆さんを守るために、神様は良心を通して語りかけられるのです。
“あなたの思いさえも神の意思に従属させて、感情は理性と宗教の支配下に置かなければならない。あなたがたの想像力は、むやみに暴れることを許されたり、制止または規律に服するいかなる努力もせずに、自分勝手にふるまうために与えられたのではない。もし思考が間違っていれば、感情も間違うであろう。思考と感情が合わさって、道徳的な品性を作りあげる。”(5T310)
宇宙戦争」 14
皆さんは、生きておられる天の父なる神様こそ、真の神様であることを信じていますね。創造の働きを知っておられますね。神様のみ言葉は真理であることも理解していますね。皆さんよろしいですか。そういったことはサタンも知っているのです。
従うことが信仰
ヤコブの手紙2章19節にこのように言われています。「あなたは、神はただひとりであると信じているのか。それは結構である。悪霊どもでさえ、信じておののいている」。
サタンほど神様について、よく知っているものがあるでしょうか。サタンほど天と地を創造なさった神様についてよく知っているものはありません。サタンこそ、イエス様が十字架にかけられて死なれたという事実を、もっともよく知っているものです。私たちは、サタンよりも聖書の知識を持っているわけではありません。もし知識が信仰だとするなら、サタンは私たちの信仰より、はるかに大きな信仰を持っているとさえ言うことが出来ます。私たちは、み言葉を通してしか神様を知ることが出来ませんが、サタンは、地球が創造された時に、それを目で見ていました。イエス様の十字架の場面にも、彼は立ち会っていたのですから、正確に知っているわけです。