ハッピーエンドで終わりました。 世界はいつもこうではありませんね。 そのため、 内村鑑三はそう言いましたが、神様が私たちに約束された報いを、疑う必要はありません。
ヨブの報いは正確に2倍でした。羊7,000➡14,000、らくだ3,000➡6,000
牛500➡1000、 雌ろば500➡1000。
ヨブ記1章には息子が7人と娘が3人いました。 ところが、子どもは2倍ではなく10人だけです。 もともと子どもが10人だったから、倍になると、20人にならなければなりません。 どうして10人でしょうか。 もし20人をくださったらそれこそ人間が書いた本です。 死んだ10人は復活するからです。 それで正確に2倍です。 私たちにもヨブのような祝福があります。 ヨブのように、この地で災いが転じて福となることも可能であり、この地ではなくても、永遠の命が約束されています。
すべての大艱難を通過した後、私たちは、天国で救いの歌を歌うことになります。
ヨハネの黙示録15:3を見ると、
「彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、 『全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります』」。
この歌は最後の証人、14万4千人のほかに誰も歌うことができない歌です。 なぜならそれは彼らの体験の歌、他のどんな人も体験しなかった経験の歌であるためです。 彼らはかつてなかったほどの大艱難を通過して、ヤコブの艱難に耐え、神の審判と刑罰が最後くだる時、仲保者なしに真理に立った人たちです。 「彼らの口には僞りがなく」神様の前に「傷のない者 」です(GC 648参照)。
一度想像して見てください。 私たちが聖なる光の服を着て天の御国に入る時、多くの天使たちが冠を持って私たちを歓迎するでしょう。 その冠には私たちの名前がそれぞれ刻まれています。 イエス様は自ら聖徒たち一人ひとりに冠をかぶせてくださり、イエス様が聖徒たちにそれぞれさまざまな楽器を配ってくださいます。 多くの冠と楽器をもらうのに数日、数年かかるかも知れません。 それでも大丈夫です。 もう私たちには永遠、つまり無限の時間があるので、急ぐ必要はありません。
ある人にはバイオリン、ある人には竪琴、トランペット、皆さんはどんな楽器を手にしたいですか?それぞれ分けてくださった後、指揮する天使が合図をおくると、美しい壮大なオーケストラ演奏がはじまり、それに合わせて神様が下さった声で感謝の調べがあがります。 その時、イエス様が愛にあふれた目で聖徒を眺めながらどんな音楽より美しい声で「もうこれ以上、死も悲しみも涙もどのような苦しみも決してない」。そのように宣言される場に私たちもいるはずです。