158banchi日和

平成27年4月をもちまして『158banchi』は閉店いたしました
新天地‘新潟’でのお気楽ライフなんぞ綴ったりして

試写会“幸せになるための27のドレス”

2008-05-27 23:30:31 | 試写会(映画)感想文
天気が良いと暑いです
うちのような田舎の道路脇の温度計も30℃をさしている…
こんなだったっけ??

主催は広島テレビ。
会場はTOHOシネマズ緑井。

花嫁付添い人に情熱を燃やす独身女性が(ブライダル関係の仕事をしている人かと思っていたら、アウトドア関係の会社の秘書だった…)いつか自分も…と希望を持ちながら、花嫁に尽くしまくる毎日を送っている。
そんな中、ずぅっと思いを寄せていた男性を妹に取られ、打ち解け始めた彼に裏切られつつも、幸せを手に入れるお話。

“プラダを着た悪魔”のスタッフによるものなので、若い女性が困難に立ち向かい幸せを手に入れるっていう、似てるのかなぁ(“プラダ~”は観てないけど…)。

始まりはえんらいパワフルな女性なので、このままパパァっと終わってしまうのかと思いきや…途中、妹との三角関係に悩み、わがままな妹に翻弄され、嫉妬のあまりやらかしてしまう辺りなんて、ほんとに苦しくて、不覚にも泣いてしまった
最後には、本来の自分を受け止めて幸せになってくれたので、ホッとしました
ま…映画なんだけどね


くろちゃんの旅立ち

2008-05-06 12:44:58 | 独り言

去る五月の三日、我が家の愛猫くろちゃんが旅立ちました

ずいぶん前から食べたものを戻すようになり、発作的な咳をするし、やつれてきたのでそろそろ危ないかなぁと思っていたのですが、先月末頃、元気も無くなり涎が垂れるので、病院に連れて行きました。
診断結果は、腎不全と猫エイズ。「どうしてこんなになるまで放っておいたのか」と言われたそうです。
そうは言われても…人間でさえ自然治癒力に頼りがちな我が家では、動物病院はさらに遠い存在なのです。

入院日数は三日程。お見舞いに行った時、ペーパーシートの敷き詰められた殺風景なゲージに動くのも辛そうな、食べることもままならない姿がありました。
こんなところで一生を終えさせたくはないな、と思ったものです。

猫エイズの影響で回復力が乏しく、どの薬を試しても回復を見込めないということで、退院しました。
もうヨロヨロで鳴くこともなく、時折痙攣を起こし、痰を吐く…
めいっぱい撫でて寝ました。

次の日の早朝三時、旅立ってしまいました。
いつもより十分前にふと目が覚めたのです。でも眠くて、いつも通りに起きて降りてみると、ちょうど旅立ったところでした。
あの時起きていたら…
店があるので、悲しみにくれることも撫でることもできなかった。

もう少し頑張ってほしかったけど、ほんとに苦しそうだったので早く楽になれて良かったかな。

死期を悟った動物は何処かに行ってしまうと言うが、入院する直前まで出掛けても帰って来てくれたことが嬉しい。
退院を判断してくださった動物病院の先生にも感謝です。

新聞を読んでいるとその上に鎮座して邪魔するくろちゃんも、
売り上げの計算をいているとその上を通ってバラバラにするくろちゃんも、
寝ている暇があったら撫でれっ!と指を噛むくろちゃんも、
片膝の上でバランス取りながら意地でもくつろぐくろちゃんも、
障子を張り替えたばかりでも破って部屋に入るくろちゃんも、
大好きだよ


写真は、在りし日のくろちゃん。
たまたま広げていた新聞の上でくつろぐくろちゃんが熱心に読んでいるかのように見える記事の内容は『在宅療養』
何かを暗示しているかのよう…

先代愛猫ココちゃんのお墓に一緒に埋めました。大好きな海苔と一緒に…

買出しから帰ると、いつものように縁側下からトボトボ歩いてくるようで…
淋しいのです


祝★五周年!!

2008-05-06 11:08:04 | 158banchiだより
親戚一同からいただいた花束。
両親からいただいた花束。
ゴールデンウィークも最終日。気持ちの良い五月晴れです
今年飛来したツバメは、新しい巣を作りました…どう考えても狭いと思うのですが
無事巣立ってくれることを祈ります

さて、早いもので、今月で五周年です
ご来店くださるお客様方々、陰から日向から応援してくださる方々、本当にありがとうございます
カレンダーを見ると、開店当初と曜日の並びが同じです。何か感慨深いものを感じます

五年は二度目の区切り。
昨年は五年目に向けて何かしようと思っていたのに、時の流れに流れて流されてひたすらに過ごしてしまった
二区切りを迎えたので、今年こそは来年に向けて気張っていきたいと思います

お詫び
原材料等の値上げに伴いまして、六月一日をめどに商品の値上げ、規格変更をさせていただきます。
ガソリン、日用品諸々値上げラッシュの中、大変申し訳ありませんがご理解ご協力をお願いします。


これからも“時折むっしょうに食べたくなるパン屋”を目指して精進して参ります
どうぞよろしくお願いします


第二回奉納狂言会

2008-05-01 00:45:12 | moblog
前々の土曜日、店の掃除も途中で放り出し(/--)/ ⌒●
厳島神社能舞台で催された奉納狂言会に行って参りました(^o^)/

狂言二曲と三番三と独吟もあって4500円(会員価格)っ!!
しかも厳島神社能舞台っっ!!
しかもっ茂山千作さんも来られるっっ!!!
これは行かない手はないでしょうo(><;)(;><)o


17時前に家を出て、到着したのは開場ギリギリ。
桟橋から厳島神社目指してテクテク歩いていると、松林の陰に黒山の人だかりが見える…
鳥居の写真を撮る人がたかっているのかと思いきや、厳島神社参拝口を遥かに望む行列でしたΣ(T▽T;)
そうだ…全席自由席だった!
が、これ以上早く来ることはできないのでしょうがない(T_T)

風が強いせいか、薄手のコートを着ていてもちょっと寒い。
ゾロゾロ列が動き出し、参拝口が近付いた頃…入場券の半券を切る青年に見覚えが……
ぅおっっ!!茂山逸平さんではないかっっ!!!
そんなことまでされるのですね…
もっと背の高い方かと思ってたのですが、私より頭ひとつ出るか出ないか程でした。


中に入ると、すでに人でいっぱい。
厳島神社の能舞台は三度目なので、前回と違う方向から観ようと思い、正面から左寄りに柱が邪魔にならないところに陣取ってみました。


『三番三』…能“翁”の中で狂言師によって舞われる天下泰平・五穀豊穣を願う舞です。
たぶん舞われることの多いものだと思うのですが、初めて観ました(*^_^*)
やっぱり能はよくわからない…

20分休憩。

『渡しむこ』…宮島に残る大蔵流狂言台本を基に補填、演出したもの。
花婿が妻の実家へ挨拶に行く婿入りに祝儀の品として持参した酒を、途中渡し船の船頭に無理やり飲まされてしまった花婿の悲劇を描く狂言。
茂山家に伝わる『舟渡むこ』と同じような内容ですが、結末が異なるらしい。

独吟『細雪』…小説家谷崎潤一郎氏が、四姉妹を描いた自作の小説「細雪」の一景を小舞用に作詞し、茂山氏が作曲・型付けした作品。
春爛漫、京都平安神宮の桜の下を遊ぶ三姉妹を美しい情緒でうたい上げます。
…私にはまだその楽しさが分かりません(^_^;)
まだまだ勉強が足りません…

『仁王』…博打で無一文になってしまった博打打ちが、友人を訪ね相談に行きます。
友人は、仁王尊の持っている道具があるので仁王尊になりきり参詣人から賽物を騙し取ろう、と持ちかけ、「願いが叶う仁王尊が上野に降ってきた」と参詣人を集めてきます。
参詣人は賽物を仁王尊に供え様々な願いをかけます。
上手く賽物が沢山集まり、欲に駆られた博打打ちはもう一度儲けようとして…


今回も楽しかったです(*^_^*)
大いに笑いました(^O^)
やっぱり能舞台はいいっ!!しかもっここの舞台は風流だっっ!!

が、非常に寒かった(>_<)


茂山さんとこの狂言を気楽ぅ~な気分で楽しめるのは、役の名前を演者の名前に置き換えたり、タイムリーなネタを入れたりと、ちょこっと遊んでるとこがいいんだなぁ~o(^-^)o


次は…秋かしら??